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2020-05

Larry Lee 「Marooned」

j0092■ アルバムデータ
タイトル:Marooned
アーティスト:Larry Lee
リリース:1982年
レーベル:Sony Music Entertainment Inc. (CBS)

アルバム総評価:88


■ 曲目リスト
  №  曲          名 評      価  MV  
01  Waiting To Let Go  ★★★★★   
02  Don't Talk(ロンリー・フリーウェイ)★★★★★youtube02
03  Marooned(ひとりぼっちのアフタヌーン)      ★★★★☆ 
04  The Best Is Yet To Come(乾いた季節)★★★★★youtube02
05  Number One Girl(君はナンバー・ワン)★★★★☆ 
06  Satisfaction Guaranteed(I Could Give You Love)      ★★★★☆ 
07  Only Seventeen★★★★☆ 
08  Hollywood(哀しみハリウッド)★★★★★youtube02
09  Just Another Girlfriend(アナザー・ガールフレンド)    ★★★☆☆ 
10  Hang On★★★★★ 

※( )は日本語タイトル。(06を除く)


■ 講評
Larry Lee(本名:Larry Michael Lee)は、1947年アメリカミズーリ州スプリングフィールド生まれのミュージシャンである。アルバムリリース当時は35歳、現在は67歳となっている。

Larry Lee は、元々「Jackie Blue」や「If You Want To Get To Heaven」などのヒット曲を持つポップカントリーミュージックグループである「Ozark Mountain Daredevils」のヴォーカル兼ドラムスメンバーとして知られていたが、1982年にソロデビューアルバムとして「Ozark Mountain Daredevils」の音楽性とは異なった「Marooned」をリリースした。

今回紹介するアルバム「Marooned」は、よき80年代のウェストコーストのポップサウンドを代表する1枚であり、収録曲の「Don't Talk」は、1982年の U.S.Billboard Adult Contemporary Chart 最高第19位、U.S.Billboard Hot 100 最高第81位を記録している。

ちなみに、日本オリジナル・ジャケットは、当時の FM 雑誌「FM STATION」の表紙などを手がけていた人気イラストレーター 鈴木英人 が手掛けており、いかにもウェストコーストを意識したジャケットに仕上がっている。

▼「Marooned」
画像


▼「Marooned」日本オリジナル・ジャケット
画像



Larry Leeは、「Marooned」リリース後も地道に音楽活動を継続していたが、ソロリリースしたアルバムは、このアルバム1枚のみとなっている。

レコーディング参加ミュージシャンには、Bill Champlin(Vocals・Vocals (Background))、David Sanborn(Saxophone)、Nicky Hopkins(Keyboards)、David Hungate(Bass)、Lenny Castro(Percussion)など豪華なメンバーが名を連ねている。

シングル「Don’t Talk」(邦題「ロンリー・フリーウェイ」)はアコースティック・ギターのカットストロークが刻む心地良いリズムとソリッドなエレキ・ギターが奏でるメロディーに、透明感のある Larry Lee のヴォーカルが乗った、ウェストコーストの風を感じさせる AOR を代表する一曲である。どこか哀愁漂う AOR 独特のアレンジも素晴らしいの一言に尽きる。

今考えると、「ロンリー・フリーウェイ」という邦題はいかがなものかと思うが、まあ確かにそんなタイトルが似合う楽曲ではある。なお、近年再リリースされたアルバム「Marooned」の Limited Edition では、アルバムタイトル自体が「ロンリー・フリーウェイ」となってしまっているが、それだけは勘弁願いたいものだ。

アルバム収録曲の「The Best Is Yet To Come」と「Hollywood」も、間奏のサックスの泣きがたまらない AOR バラッドの名曲であり、非常に聴きごたえがある佳曲である。

なお、余談ではあるが、Larry Lee 本人のホームページによれば、ナッシュビルの音楽シーンで23年を過ごした後、生まれ故郷のミズーリ州に戻り、現在は自宅でガーデニングに勤しむなどして時間を過ごしており、古いバンド仲間の Randle Chowning と「Beyond Reach」という小さなグループを結成していくつかのコンサートをこなすとともに、無名のバンドの CD リリースの手助けをしているとのことである。なかなか悠々自適な生活を送っているようでなによりである。

▼ 近年の Larry Michael Lee
画像




■ アルバムリリースノート
数々のヒットを放った人気ポップ・カントリー・バンド、オザーク・マウンテン・デアデヴィルの要、ラリー・リーの会心のデビュー・アルバム!!(オリジナル・リリース:1982年/CBS RECORDS)

デヴィッド・ハンゲイト(ベース)、マイク・ベアード(ドラム)、ニッキー・ホプキンス(キーボード)、デヴィッド・サンボーン(サックス)といった腕利きミュージシャンたちのバックアップのもとに完成したラリー・リーのソロ・デビュー盤。ビル・チャンプリン、リチャード・ペイジ、トム・ケリー、リック・ダンコらもコーラスで参加している何とも豪華な一枚。極上の AOR サウンドにラリーのゆるいヴォーカルが最高にマッチしている。- Amazon

1975年に「Jackie Blue」というヒットを放ったカントリー・ロック・バンド、オザーク・マウンテン・デアデヴィルズのヴォーカル/ドラムスだったラリー・リー。本作は彼のソロ・デビュー作で、デヴィッド・サンボーン(sax)、ニッキー・ホプキンス(key)、デヴィッド・ハンゲイト(b)らが参加している。シングル「Don't Talk(ロンリー・フリーウェイ)」は心地良いリズムとメロディーに、透明感のあるヴォーカルが乗った、AOR のお手本的な一曲。日本オリジナル・ジャケットは、当時 FM 雑誌の表紙などを手がけていた人気イラストレーターの鈴木英人。(1982年作品) - Amazon

元オザーク・マウンテン・デアデヴィルズといっても知ってる人は殆どいないかも知れないが,そのラリー・リーを一躍{AOR}界の期待の星にしたのが,83年発表のこのソロデビュー・アルバム。どこまでもさわやかなサウンドは今の時代にもマッチする。- CDジャーナル


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名古屋音楽堂本舗の店主香山蔵之介による音楽講評です。
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