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2020-05

大貫妙子 「Cliche」

j0073■ アルバムデータ
タイトル:Cliche (クリシェ)
アーティスト:大貫妙子
リリース:1982年9月21日
レーベル:RVC

アルバム総評価:86


■ 曲目リスト
  №  曲          名評      価
01  黒のクレール  ★★★★★  
02  色彩都市★★★★★
03  ピーターラビットとわたし          ★★★★★
04  LABYRINTH★★★☆☆
05  風の道★★★★★
06  光のカーニバル★★★★★
07  つむじかぜ★★★☆☆
08  憶ひ出★★★☆☆
09  夏色の服★★★★★
10  黒のクレール★★★★☆


■ 講評
大貫妙子(1953年11月28日生)は、日本のミュージシャンである。愛称は「ター坊」。神奈川県三浦郡葉山町在住。

1973年、山下達郎、村松邦男らとシュガー・ベイブを結成
1976年からソロ活動開始。シュガー・ベイブ解散後、同年に初のソロアルバム『グレイ・スカイズ』を発売。レコード会社は日本クラウン→RVC→ミディ→東芝EMIと移籍して現在はソニー・ミュージックダイレクト所属
1998年、映画『東京日和』で第21回日本アカデミー賞最優秀音楽賞を受賞
2006年には、任天堂のテレビゲーム『MOTHER3』の音楽CD、『劇場版 どうぶつの森』の主題歌『森へ行こう』などを手掛ける。
中谷美紀、原田知世、坂本真綾など数多くの女優、歌手、タレントに楽曲を提供している。

(出典:「大貫妙子」(2014年5月27日 12:02 UTC) 『Wikipedia日本語版』)

▼ 大貫妙子
画像




一度聴いたら否応なしに引き込まれる独特のサウンド・ワールド。大貫妙子の楽曲の世界は、繊細かつ上質であり、時に絵画的で崇高でさえあり、聴く者を捕えて離さない。

派手さはなく一見単純にさえ見える旋律は、聴けば聴くほどに実は非常に練られた複雑な旋律であることに気付かされる。そして聴く者をまるで美術館の絵画を観覧するように不思議な音楽ラビリンスに誘うのである。

大貫妙子といえば SUGAR BABE 時代から山下達郎との関わりが深いが、山下達郎がアメリカンポップスとするなら大貫妙子はヨーロピアンポップスとその音楽の方向性は随分異なっている。むしろアルバム制作で関わりのある坂本龍一の音楽性に近いものを感じる。

そんな大貫妙子のアルバムの中でもお気に入りなのが「Cliche」(クリシェ)である。

▼「Cliche」
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▼「Cliche」ジャケット裏面
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今回紹介するアルバム「Cliche」は、1982年9月21日に RVC からリリースされた大貫妙子の6枚目のスタジオ・アルバムである。プロデュースは宮田茂樹、大貫妙子。編曲は坂本龍一、ジャン・ミュジーが担当している。

前々作の「ROMANTIQUE」、前作の「アヴァンチュール」とともにヨーロピアン三部作と呼ばれており、特に本作では、B面(CDでは後半6曲)が映画音楽の作曲などを手がけるジャン・ミュジーの編曲によるフランス録音で、ヨーロッパ志向が深化している。

タイトルの「クリシェ」は、フランス語で「常套句」、「決まり文句」という意味である。また、音楽用語としては、ある和音を連続して使用するとき、その和音の中の一音を少しずつ変化させる技法をいう。

▼「黒のクレール」
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アルバム収録曲は、演奏にアコーディオンを使用するなどいずれもフランスのシャンソンを感じさせるようなクラシカルな音作りがされており、まさにヨーロピアン三部作の集大成にふさわしい内容となっており、大貫妙子のリリースアルバムの中でも傑作と言われている。特に「風の道」と「夏色の服」は大貫妙子を代表する荘厳な楽曲であり、ぜひお薦めしたい秀逸曲である。

▼「ピーターラビットとわたし」
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この他、大貫妙子の代表曲としてよく紹介されるポップなナンバー「ピーターラビットとわたし」も収録されているが、アルバムの中では唯一キャッチーでポップなメロディーの楽曲で異彩を放っており、こちらも大貫妙子のポップセンスが窺える秀逸曲である。

大貫妙子を聴いたことがない方には、まずはこの大貫妙子の代表曲が満載のアルバム「Cliche」で大貫妙子のサウンド・ワールドを感じていただきたい。

(出典:「クリシェ (大貫妙子のアルバム)」(2014年3月23日 09:05 UTC) 『Wikipedia日本語版』)

▼ 大貫妙子
画像




■ アルバムリリースノート
1982年9月に発売されたオリジナル・アルバム第6弾。「愛と悲しみのボレロ」等の音楽監督ジャン・ミュジーをアレンジャーに起用した初のフランス録音盤。- Amazon

山下達郎との出会いによりプロ活動に入った大貫妙子は,あの幻のグループ{シュガー・ベイブ}に参加,本格的デビューを果たす。メッセージ色の濃いフォークとは異なり、彼らは,はっぴいえんど,ティンパンアレー同様日本語によるロック,ポップスを模索していた。グループ解散後いつからだろうか、気がついた時には大貫妙子は、ヨーロピアン・ムードが似合うシンガー・ソングライターに変身していた。かすかにカーテンを揺らす風のような彼女の歌声は,大げさなサウンドが多い世の中でかえって心に強く残る。「ピーターラビットとわたし」他、彼女の曲はメルヘン風シャンソンといった趣きがあり,他の追従を許さない独自の世界を形成する。-「CDジャーナル」

▼ 大貫妙子
画像



*この記事は、クリエイティブ・コモンズ・表示・継承ライセンス3.0のもとで公表されたWikipediaの項目「大貫妙子」「クリシェ (大貫妙子のアルバム)」を素材として二次利用しています。


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