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2020-05

Christopher Cross 「Christopher Cross」

j0061■ アルバムデータ
タイトル:Christopher Cross
アーティスト:Christopher Cross
リリース:1979年12月
レーベル:Warner Bros Records

アルバム総評価:93


■ 曲目リスト
  №  曲          名評      価  MV  
01  Say You'll Be Mine  ★★★★★   
02  I Really Don't Know Anymore          ★★★★★ 
03  Spinning★★★★★ 
04  Never Be The Same★★★★★youtube02
05  Poor Shirley★★★★★ 
06  Ride Like The Wind★★★★★youtube02
07  The Light Is On★★★★☆ 
08  Sailing★★★★★youtube02
09  Minstrel Gigolo★★★☆☆ 


■ 講評
クリストファー・クロス(Christopher Geppert Cross、1951年5月3日生)は、アメリカ合衆国 テキサス州 サンアントニオ生まれのシンガーソングライターである。アルバムジャケットのデザインにも取り入れられているとおり「フラミンゴ」を自身のトレードマークとしている。2014年現在63歳となっている。

▼ Christopher Cross
画像



Christopher Cross といえば1980年代の AOR を代表するミュージシャンの一人である。そして彼の1stアルバムにして代表作となるのが今回紹介する「Christopher Cross」(邦題:「南から来た男」)である。

このアルバムは、自身の名前を冠した1979年リリースのデビューアルバムとなる。当時としてはまだ珍しかったデジタル録音(3M Digital Recording System)によるレコードでもあった。1981年第23回グラミー賞において最優秀アルバム賞、最優秀レコード賞、最優秀楽曲賞、最優秀新人賞の主要四部門で栄冠に輝いている。

1980年代最も影響を与えたソフトロックアルバムの一枚とされており、同グラミー賞の最優秀アルバム賞にノミネートされていたのはビリー・ジョエル『グラス・ハウス』、ピンク・フロイド『ザ・ウォール』、バーブラ・ストライザンド『ギルティ』、フランク・シナトラ「トリロジー:過去・現在・未来』という超名盤4作品であり、最優秀新人賞にノミネートされていたのは、アイリーン・キャラ、ロビー・デュプリー、プリテンダーズ、エイミー・ホーランドというビッグネームであったことを見ても、当時Christopher Cross のデビューがいかに衝撃的であったかが分かるであろう。

▼ Christopher Cross
画像




彼の特徴は何と言ってもその比類なき透明感あるハイトーンヴォイスにある。加えてその歌声からはとても想像できない小太りの冴えない容姿…。両者のギャップという面でも当時かなり話題となった。長年オーストラリア出身と思い込んでいたが、今回アメリカ出身ということを再確認し、非常に驚いているところである。思い込みとは恐ろしい…

比類なき歌声の衝撃度もあってデビューアルバムとしては驚くほどヒットした。グラミー賞受賞の他、1980年の U.S.Billboard のPop Albums Charts 第6位を記録し、全米で500万枚をセールスしている。また、このアルバムからは4枚のシングルヒットが生まれているが、1stシングル「Ride Like The Wind」(邦題「風立ちぬ」)は U.S.Billboard Pop Singles Charts で最高第2位、2ndシングル「Sailing」は同第1位、3rdシングル「Never Be the Same」は同第15位、Adult Contemporary Charts 第1位、4thシングル「Say You'll Be Mine」は同第20位を記録している。

参加ミュージシャンも非常に豪華であり、特に Guitar では Larry Carlton、Jay Graydon が、Vocals 及び Background Vocals ではNicolette Larson、Michael McDonald、J.D. Souther といった往年の AOR ファン憧れの錚々たるメンバーが参加している。

アルバム収録曲はいずれも素晴らしいことこの上ない。「Never Be the Same」など今でも聴き入ってしまう名曲である。そしてその中でも彼の代表曲であり今でも AOR の名曲と語り継がれているのが一番のお気に入り「Sailing」である。Avant、Barry Manilow、Greenskeepers、'N Sync、Phajja、Patrick Yandall、Moya Brennan&Cormac de Barra など数多くのミュージシャンにもカヴァーされているが、やはり Christopher Cross 自身が歌うオリジナルが一番素晴らしいのではないだろうか。

▼「Sailing」
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曲名もあって私自身はこの曲を聞くにつけ「夏」を感じずにはいられない。楽曲自体は決してサマーソングという括りではないが、紺碧の空、海、風、ヨットバーバー、そして何より不思議と夏の静寂をイメージさせる穏やかで爽やかなバラッド。今でも決して色褪せることのない、まさに1980年代を代表する AOR の名曲である。

Christopher Cross 自身は既に63歳を数える。未だ現役の POP ミュージシャンではあるが最近ではその活躍を聞くこともなくなってしまった。こうした AOR 系ミュージックは近年流行らないということであろうか。残念でならない。ぜひ復活を期待したいものである。

なお、アルバムの邦題「南から来た男」というのも結構強引なネーミングである。今さらながら「本人の了解取れてるの?」と突っ込みを入れたくなるほど衝撃的な日本語タイトルだ。

▼ Christopher Cross
画像




■ アーティスト経歴
1979年、アルバム『Christopher Cross』(邦題『南から来た男』)でデビュー。デビュー時はコンサートもせず、素顔を公開していなかった。これはクリストファー自身の意向によるものであった。

天使のようなハイトーンボイスで一躍AORを代表する歌手となる。 同アルバムとシングル『Sailing』は1980年のグラミー賞の五部門を独占。とくに主要四部門(最優秀アルバム賞:Album of the Year、最優秀レコード賞:Record of the Year、最優秀楽曲賞:Song of the Year、最優秀新人賞:Best New Artist)の同時受賞はグラミー賞史上初の出来事だった(最後の最優秀新人賞を同時に受賞することが難しい。後に2002年のグラミー賞でノラ・ジョーンズが達成したが、最優秀楽曲賞は作曲者であるジェシー・ハリスに送られたため、同一人物での同時受賞は2013年現在もクリストファー・クロス一人である)。

この曲は、Billboard 誌で1980年8月30日に週間ランキング第1位を獲得。1980年ビルボード誌年間ランキングでは、第32位。翌年にはSteve Gordn 監督・脚本の映画「ミスター・アーサー(Arthur)」の主題歌「ニューヨーク・シティ・セレナーデ(Arthur's Theme (Best That You Can Do))」でアカデミー歌曲賞をバート・バカラック、キャロル・ベイヤー・セイガー、ピーター・アレンとともに受賞。「ニューヨーク・シティ・セレナーデ」は、Billboard 誌で1981年10月17日に週間ランキング第1位を獲得。1981年ビルボード誌年間ランキングでは、第12位。この曲は日本でも馴染みの深いナンバーである。

5歳~9歳の幼少期に、軍医だった父親の仕事の関係で日本(東京代々木)に住んでいたことがある。

(出典:「クリストファー・クロス」(2014年3月26日 00:54 UTC) 『Wikipedia日本語版』)

▼ 近年のChristopher Cross
画像



*この記事は、クリエイティブ・コモンズ・表示・継承ライセンス3.0のもとで公表されたWikipediaの項目「クリストファー・クロス」を素材として二次利用しています。


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