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2020-05

安藤裕子 「Middle Tempo Magic」

j0005■ アルバムデータ
タイトル:Middle Tempo Magic
アーティスト:安藤裕子
リリース:2014年9月8日
レーベル:カッティング・エッジ

アルバム総評価:88 


■ 品目リスト
  №  曲          名評     価
01  ロマンチック  ★★★★☆  
02  悲しみよこんにちは  ★★★★★
03  サリー  ★★★★☆
04  BABY BABY BABY  ★★★☆☆
05  黒い車  ★★☆☆☆
06  slow tempo magic  ★★★★★
07  水色の調べ  ★★★★★
08  忘れ物の森  ★★★★★
09  眠りの家  ★★★★★
10  ドラマチックレコード            ★★★★★
11  隣人に光が差すとき  ★★★★★
12  聖者の行進  ★★★★★


■ 講評
安藤裕子(1977年5月9日生)は、日本のシンガーソングライター、歌手、元女優である。神奈川県出身。所属レーベルは cutting edge、所属事務所は YS corporation。フェリス女学院大学卒業の才女でもある。

今回紹介するアルバム「Middle Tempo Magic」は、安藤裕子 が2004年9月8日にリリースした通算3枚目のアルバムであり、フルアルバムとしては1枚目となる。

オリコン週間 CD アルバムランキングで最高第64位を記録。ちなみにリリース時の年齢は27歳ということになる。

▼ 安藤裕子
画像




安藤の曲を初めて聴いたのは、このアルバムにも収録されている「ドラマチックレコード」のプロモーション・ビデオであった。

まず驚いたのは彼女独特の歌い方である。少し鼻にかかって甘ったるく聴こえるかと思えば、思いの丈を一気に吐き出すような力強い歌声。

緩急織り交ぜた彼女の歌い方は、どこかアンニュイで自分勝手だが、不思議な共鳴感があり、聴く者の心に突き刺さる鋭さを持っている。

このアンニュイな歌声をどう感じるかによって、シンガー 安藤裕子 を好きか嫌いかがはっきり分かれるかもしれない。

そんな安藤を一言で例えるなら、「文学少女」と「処女性」であろうか。

単純なことも斜めから見て難しく解釈し、自分の言葉で表現しないと気が済まない読書好きな「文学少女」。

確固たる自分の世界観を持ち、決してぶれずに詩を書き続ける、そんな俗世界に染まらないいい意味での「処女性」。

彼女の曲には、そんなちょっと生意気で棘のあるツンデレ女子臭が漂っている。

一方で、その歌声からは想像できないほど安藤はかわいらしく美しい女性である。

あどけなさが残る瞳や卵顔がキュートであり、その歌声とのギャップが彼女の大きな魅力となっている。恐らく女性からは嫌われるタイプかもしれないが…。

そんな安藤の魅力は「ドラマチックレコード」のプロモーション・ビデオで存分に発揮されている。私もこのプロモーション・ビデオを見て彼女にハマった口である。

くれぐれも「安藤マニア」にならないよう注意していただきたい。なお、男性諸氏には残念ではあるが、安藤は現在1児の母とのことであるので悪しからず…。

このアルバムからシングルカットされたのは「水色の調べ」であるが、収録曲である「ドラマチックレコード」は間違いなく安藤の代表曲であり名曲である。ヒット性も含めてこのアルバムの中では断トツの出来と言っていいだろう。

その他「忘れ物の森」、「眠りの家」もミディアムテンポのメロウな楽曲で非常に魅力的である。また、「隣人に光が差すとき」は、安藤節全開のバラッドであり、彼女らしさが際立っている楽曲である。

ただ、個人的には「黒い車」のような、アルバムだからできるであろう「挑戦的」で「実験的」な楽曲は必要なかったのではないかと考える。

いろいろな可能性を楽しみたいというファンも多いかもしれないが、その点だけが唯一残念であった。

少し古いアルバムではあるが、ぜひこの機会に「安藤裕子」という個性に浸っていただければ幸いである。

▼ 安藤裕子
画像




■ アーティスト紹介
大学3年生のときに役者として受けた舞台オーディションで、課題として演技の他に歌を一曲歌うという条件があった。その時の歌が思いがけずオリコンの 小池聰行 に評価される。これがきっかけで音楽活動を始め、以後、シンガーソングライターとして歩むことになった。

歌手としてデビューする前、俳優として TBS 系ドラマ「池袋ウエストゲートパーク」、映画「催眠」などに出演している。

2002年当時、役者と並行して音楽活動の準備をしていたが、ドラマ出演を通じて親交のあった 堤幸彦 の監督作品映画「2LDK」のエンディングテーマに、デモバージョンであった「隣人に光が差すとき」が抜擢される。堤は安藤から渡された同曲のデモテープを聴いて即決したそうである。なお、この時の名義は「安藤ゆう子」だった。

2003年7月、ミニアルバム「サリー」で CD デビュー。同年11月に関係者のみのコンベンションライブを行う。

2005年11月より、月桂冠「つき」の CM ソングに、「のうぜんかつら (リプライズ)」が起用される。当初 CM には CM ソングのクレジットがなく、問い合わせが殺到するほど話題となる(クラムボンの 原田郁子 と間違われることもしばしばあった)。この曲は彼女の祖父が亡くなったときに祖母が書いたポエムを基に作られている。同曲を収録したアルバム「Merry Andrew」はオリコンcチャートトップ10入りを果たし、「遅咲きの歌姫」「次世代のシンガーソングライター」として注目されるようになった。

2006年12月には自身初の全国ツアーを敢行し、以後毎年恒例行事となっている。また、2008年からは47都道府県の制覇を目標に、アコースティックツアーを試みるなど、ライブに重点を置いた活動をしている。

2009年4月には、ベストアルバム「THE BEST'03~'09」を発売。選曲や曲順に本人が関わっている。

2011年5月、公式サイトにて妊娠を発表。それにより、行っていたアコースティックライブツアーの一部を中止することも発表された。

ほとんどの曲を自身で作詞作曲しており、全ての曲で 山本隆二 が編曲を担当している。曲の制作は、まず安藤が詞と曲を作り、録音(アカペラで吹き込むことが多いらしい)してアレンジャーの 山本隆二 に渡す。山本はそれをもとにしてアレンジを施し、デモを制作する。さらにディレクターである 安藤雄司 が加わり、三人の合議によりプリプロダクションが行なわれ、参加ミュージシャンを選定しレコーディングに至る。

作詞においては はっぴいえんど の影響があると、たびたびインタビューで語っている。また、堤幸彦 と意気投合するきっかけとなったのも、雑談中に安藤が はっぴいえんど が好きだと発言したことによる。堤は大の はっぴいえんど フリークであった。最近では他アーティストへの楽曲参加だけでなく、作詞提供も行っている。ただし自身曰く「音楽的ボキャブラリーが貧困である」という。

最近の作品では、シングルのカップリングとして「大人のまじめなカバーシリーズ」と称し、自身が影響を受けているという1970年代、1980年代の他のアーティストの往年のヒット曲のカヴァーをすることが慣例になっている。

(出典:「安藤裕子」(2014年7月18日 07:53 UTC)『ウィキペディア日本語版』)

▼ 安藤裕子
画像




■ アルバムリリースノート
意外性に満ちた、でも、とても快楽的なグルーヴをたたえたファンク&ポップなメロディ・ライン。東京スカパラダイスオーケストラ、カーネーション、GREAT3 のメンバーが参加し、洗練と野卑がバランス良く混ざり合ったサウンド。そして絶望と孤独をフツーに抱えながら、決して押しつけがましくない希望の光を照らしてみせる歌詞。

シンガー/ソングライター安藤裕子はこの1stアルバムで、まったく新しい種類の才能をはっきりと形に表した。

なめらかでエッチで繊細なヴォーカルも、魅力のひとつだ。なにはなくとも、とりあえずこの気持ちよさに身を任せてほしい。(森 朋之)- Amazon

「あなたがワタシをどう思うかは知れないけれど、私はもう遠慮はしないよ。いや、そうしたい。あなたを信じたいから。」と語る、安藤裕子 の言葉をミドルテンポでゆったり繋いだ1枚。

ファースト・フル・アルバム。茂木欣一 / 川上つよし / 加藤隆志 / NARGO / 北原雅彦 のスカパラ・リズム&ホーン隊、GREAT3 の 白根賢一 他が参加。- Amazon



■ Music Video 「ドラマチックレコード」




*この動画で使用されている音源は、動画を Youtube にアップロードした avexnetwork が自ら制作したものであり、個人が収入(広告収入を含む)を得ずに運営するサイトへの貼り付けが許諾された音源です。

*この記事は、クリエイティブ・コモンズ・表示・継承ライセンス3.0のもとで公表されたウィキペディアの項目「安藤裕子」を素材として二次利用しています。


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Author:香山蔵之介
名古屋音楽堂本舗の店主香山蔵之介による音楽講評です。
Life is music. Music is life.
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