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2020-05

Amy Winehouse 「Back To Black」

j0049■ アルバムデータ
タイトル:Back To Black
アーティスト:Amy Winehouse
リリース:2006年11月28日
レーベル:Universal UK

アルバム総評価:89


■ 曲目リスト
  №  曲          名評      価  MV  
01  Rehab Album Version  ★★★★★  youtube02
02  You Know I'm No Good★★★★★youtube02
03  Me & Mr Jones (Fuckery)          ★★★★☆ 
04  Just Friends★★★☆☆youtube02
05  Back To Black★★★★★youtube02
06  Love Is A Losing Game★★★★☆ 
07  Tears Dry On Their Own★★★★★youtube02
08  Wake Up Alone★★★★★ 
09  Some Unholy War★★★☆☆ 
10  He Can Only Hold Her★★★★★ 
11  Addicted★★★★★ 


■ 講評
Amy Winehouse(エイミー・ワインハウス、本名:Amy Jade Winehouse(エイミー・ジェイド・ワインハウス)、1983年9月14日生-2011年7月23日亡。享年27歳)は、イギリスのソウルミュージック、ジャズ、R&B のシンガーソングライターである。彼女の詳しい経歴については、1stアルバム「Frank」の講評で紹介しているので、そちらをご覧いただきたい。

今回紹介するアルバム「Back To Black」は、2006年、22歳の時にリリースした Amy Winehouse の2ndアルバムであり、全英チャートで第1位(全米では最高第7位)を記録している。その後もヒットを続け、翌2007年に全英で最も売れたアルバムとなった。Amy Winehouse 自身は、2011年に27歳の若さで亡くなっており、リリースしたアルバムは、実質的に1stアルバム「Frank」とこの2ndアルバム「Back to Black」の2枚のみとなっている。

▼ Amy Winehouse
画像




1stアルバムから2ndアルバムリリースまでの期間、彼女は自分のハリのある声に合った the Supremes や the Shangri-Las など1960年代のクラシックな女性グループからインスピレーションを受けるとともに、現代に合った作詞・作曲の感受性を磨いたとのことであり、アルバム1曲目の「Rehab」は、プロデューサーである Mark Ronson と Salaam Remi の助けを借りてゴスペル調のストンプ(激しく足を踏み鳴らしてジャズ音楽に合わせて踊るダンス)となっている。

この曲は2007年の50thグラミー賞において Song Of The Year、Record Of The Year に、また、彼女自身 Best New Artist に輝いている。薬物中毒やアルコール依存症などスキャンダルの多い人物でもあり、2007年8月に夫と共に飲酒・薬物のリハビリ施設に入所、2008年1月24日には再びリハビリ施設に入所しているが、「Rehab」はリハビリ施設へ入所した自身の体験を元に作られている。

▼ Amy Winehouse
画像




1stアルバムがジャズ色が強かったのに比べると、このアルバムは R&B 色が強くなっているように感じられる。

音作りは相変わらず1960年代のバンドのようでシンプルで、アルバム全体を通して見事にクラブのような臨場感とオールディーズ感が貫かれており、それが彼女特有の楽曲の重厚感を生み出している。また、スカやダンサブルな R&B を取り入れるなど前作に比べていい意味でキャッチーな楽曲がラインナップされている。

歌詞は極めて辛辣であり、「Rehab」でリハビリ施設へ入所した自身の体験を曲にしてしまうところなど反骨的でいかにも Amy Winehouse らしい。「Back to Black」も何気に退廃的な曲である。20代前半でこうした泥臭い歌が歌いきれるところが Amy Winehouse の凄いところでもある。敢えて日本的にいえば「昭和の情念演歌」といったところであろうか。

ただ、ドラッグを連想させる歌詞が広く受け入れられるというのは、欧米ならではである。それだけドラッグが日常的な問題であるということの裏返しであろうが、寛容的というか退廃的というか、日本では考えられないことであろう。

Amy Winehouse と言えばスキャンダラスな生活がクローズアップされがちであるが、1stアルバムと同様に彼女の類まれなる才能がいかんなく発揮された聴きごたえのあるアルバムとなっている。3rdアルバムをリリースすることなく27歳の若さで他界してしまったが、期待が大きかった分、本当に残念でならない。

▼ Amy Winehouse
画像




■ アルバムリリースノート
あのNMEに「2006年最大のサプライズ!」と言わしめた、アーバン・ソウル・ディーヴァ、Amy Winehouse。音楽のみならず、彼女の言動、行動が注目され、現在世界中でエイミー現象とも言える大ブレイクぶり。立っているだけで圧倒的な存在、野太い歌声はリスナーの心も体も揺らし、独自の世界に誘います。2007年9月、遂にエイミーが日本デビュー!

一度聴いたら忘れられない骨太の声をしたロンドン出身の奔放な女性歌手。本国では若き日のビリー・ホリデイと比較されることもあるが、スタイル自体はポップでソウルフル。全英No.1に輝いた本作は3年ぶりの2作目で、ストレートに自身の感情を表現している。- HMV

▼ Amy Winehouse
画像



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Author:香山蔵之介
名古屋音楽堂本舗の店主香山蔵之介による音楽講評です。
Life is music. Music is life.
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