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2020-05

映画 「Pacific Rim」

j0005■ シネマデータ
タイトル:Pacific Rim(パシフィック・リム)
配給会社:ワーナー・ブラザーズ
公開:2013年
ジャンル:SF
主演:チャーリー・ハナム、菊地凛子 他

シネマ総評価:68


■ 評価内容
  №    チェック項目  評      価ポイント
01  ストーリー  ★★★☆☆    設定が非現実的 
02  映像★★★★☆  巨大ロボットの映像はなかなか迫力あり          
03  配役★★★☆☆  菊池凛子の魅力が薄い
04  音楽★★★★☆  サウンドの臨場感はなかなか 
05  満足度★★★☆☆  結末がハリウッド的で画一的          




■ 詳細データ
区  分内               容
監  督  ギレルモ・デル・トロ
脚  本  トラヴィス・ビーチャム
  ギレルモ・デル・トロ
原  案  トラヴィス・ビーチャム
製  作  ジョン・ジャッシニ
  メアリー・ペアレント
  トーマス・タル
  製作総指揮    カラム・グリーン
出 演 者  チャーリー・ハナム
  菊地凛子
  イドリス・エルバ
  チャーリー・デイ
  ロバート・カジンスキー
  マックス・マルティーニ(英語版)          
  ロン・パールマン
  芦田愛菜
音  楽  ラミン・ジャヴァディ
配  給  ワーナー・ブラザーズ
上映時間  132分
製  作  アメリカ合衆国




■ リリースノート
日本のインスピレーションが、ハリウッドを本気にさせた!
監督 ギレルモ・デル・トロが圧倒的スケールと迫力で描く、SFアクション超大作!
<<人型巨大兵器 vs 巨大KAIJU>> 人類よ、立ち上がれ。この巨兵と共に!

深海から突然、出現した巨大で凶暴なエイリアン“KAIJU"。
それは何年にもわたって何百万もの人命を奪い、人類の資源を消耗していく戦いの始まりだった。巨大なKAIJUと戦うため、人類は特殊な兵器を開発。
“イェーガー"と名づけられたその人型巨大兵器は2人のパイロットが同時に操縦する。彼らは操縦前に、神経ブリッジを通して互いの脳を同調させる
“ドリフト"というプロセスを経て戦闘態勢に入るのだ。最初は優勢だったイェーガーだが、KAIJUは出現のたびにパワーを増していき、
その容赦ない襲撃の前に、人類は対抗できなくなっていく。
いよいよ滅亡の危機に瀕し、人類を必死に守っている者たちに残された選択肢はただ1つ。疲れきって一度はパイロットをやめた男(チャーリー・ハナム)と、
実戦経験のない新人(菊地凛子)という、ふつうなら考えられない2人がコンビを組み、旧式のイェーガーで戦うことになった。
彼らは、迫りくる滅亡を食い止める人類最後の希望としてKAIJUに立ち向かう。

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画像




■ シネマ講評
ギレルモ・デル・トロ監督による2013年公開の SF 怪獣映画である。
デル・トロは、「日本の怪獣モノの単なるパスティーシュやオマージュではなく、新しいことができると感じた」と語ったうえで、「日本の漫画、ロボット、怪獣映画の伝統を尊重している」とも答えている。また、今作は「巨大怪物への美しい詩である」と語っている。

物語自体は異次元(宇宙)からの侵略者が放つ巨大生物兵器に人類の英知を結集した巨大ロボで立ち向かうといういたってシンプルな内容である。勧善懲悪、自己犠牲というアメリカ映画には欠かせないエッセンスがしっかり詰め込まれており、文字通り「ロボットアニメの実写化」といった趣の映画だ。

二人のパイロットが左脳と右脳を分担してシンクロしながら二人一組でロボを操縦するという発想も斬新である。まさに「超人バロム1」である(分かる人には分かると思うが…)。なんとこのシンクロは人間と怪獣の脳でもできてしまうという驚きの展開。(この展開が映画の進行上重要な意味を持ってしまうのであった!!)

また、コックピットがロボ本体と合体するシーンはマジンガーZ を彷彿とさせる。ロボも「トランスフォーマー」より重量感があり非常に見ごたえあるレベルである。

動力は原子力を応用した専用のエネルギーコアを使用しており、初期のロボはこのエネルギーコアの放射線対策が完璧とは言えず、長期の戦闘によって被爆し、ペントコスト環太平洋防衛軍司令官のように重病を患うパイロットも出ているという設定である。このあたりはそれなりに筋が通っている。

しかし、これほどの巨大ロボを製造するテクノロジーがあるのなら、パイロットがわざわざロボに搭乗しなくても遠隔操作が可能なんじゃないの?と突っ込みを入れたくなったのは自分だけではないだろう。

いかせんロボと怪獣の戦闘シーンに時間を割いているため、登場人物の内面を深く掘り下げることができておらず、それぞれの絡みもうわべだけの感は否めない。それゆえ登場人物が没個性的で印象が薄くなってしまっている。

菊地凛子演じる森マコやペントコスト環太平洋防衛軍司令官などもっと登場人物相互にうまく絡ませることができたのではないかと非常に残念である。菊地凛子は主役級の扱いであるが、芦田愛菜と比べて喜怒哀楽が顔に表れにくく、全体を通して感情表現に難があった。重要な役どころであったがゆえに残念である。

また、どうして近年のハリウッドの SF 大作映画は同じような結末になる傾向にあるのだろうか。「ハルマゲドン」「インディペンデント・デイ」「オブリビオン」などなどいずれも似たような結末になっている。まあ、これがハリウッド映画だと言ってしまえば身も蓋もないのであるが、発想が乏しすぎる気がする。

最後にこうした映画にリアリティや理屈を求めるのはタブーであることは承知しているが、敢えて一言いわせていただきたい。いくら逆噴射のブーストをしたといってもロボが成層圏から地上に落下してパイロットが無傷でいられるはずはない。それはないでしょうという展開であった。

なお、怪獣の侵攻を防ぐ目的で巨大防護壁を建造する「命の壁計画」は、津波から原子力発電所を守る防波壁を思い起こさせたが、怪獣に簡単に突破されてしまった。現実社会ではそうならないことを祈るばかりである。

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■ ストーリー
2013年8月、太平洋グアム沖の深海に異世界と繋がる割れ目が生じ、そこから現れた怪獣「アックスヘッド」がサンフランシスコを襲撃。米国は陸空軍の総攻撃で6日かけてこれを撃破することに成功するが、その後も別の怪獣が次々と出現し太平洋沿岸都市を襲うようになったため、沿岸諸国は環太平洋防衛軍 (PPDC) を設立し、怪獣迎撃用の巨人兵器イェーガーを建造して立ち向かう。

イェーガーの登場によって人類は一時的に優位に立ったが、怪獣の出現ペースは少しずつ早まっていき、再び人類は劣勢に追いやられていった。

2020年2月、米国アンカレッジを怪獣「ナイフヘッド」が襲撃。イェーガーのパイロットであるローリー・ベケットは、同じくパイロットの兄ヤンシーとともにイェーガー「ジプシー・デンジャー」に乗ってこれを迎撃するが、戦闘で機体を大破したうえ兄ヤンシーが戦死する。通常、イェーガーはパイロット一人では身体への負担が大きすぎて操縦できないが、ローリーは単独でナイフヘッドを撃破することに成功する。

そんな中、世界各国の政府首脳陣は、怪獣の襲撃によってイェーガーが失われるペースが加速し、生産が追いつかないことを問題視しており、イェーガー計画を中断することをPPDCの司令官、スタッカー・ペントコストに告げる。それと同時に、世界各国に巨大防護壁を建造する「命の壁計画」によって、徹底した防御策に出ることを決定した。しかしその壁も怪獣の侵攻の前では全く意味をなさず、人類は滅亡の危機に瀕していた。

2024年、パイロットを辞めて壁の建造に携わっていたローリーの元にペントコストが現れ、戦線復帰し、異世界と繋がる深海の割れ目を破壊する計画に参加するよう求める。ローリーはペントコストとともに香港のPPDCの基地(シャッタードーム)へ向かい、破棄されていたはずのかつての乗機ジプシー・デンジャーと、そして機体の修復やパイロットの選定を担当する研究者・森マコと出会う。

マコは研究者でありながら戦闘能力も高く、イェーガーの搭乗者に選ばれてもおかしくないほどだったが、過去のトラウマを知るペントコストから搭乗を止められていた。ローリーはペントコストの反対を押し切って二人で搭乗シミュレーションを行い、マコの不慣れもあって危うく事故を起こしかけるが何とかこれを克服し、マコに搭乗者の資格があることを示す。

2025年1月、香港を、初の2体同時出現にして過去最大級・カテゴリー4の怪獣「オオタチ」と「レザーバック」が襲撃する。司令のペントコストは、残存する4機のイェーガーのうち「チェルノ・アルファ」「クリムゾン・タイフーン」「ストライカー・エウレカ」の3機を出撃させるが、チェルノ・アルファとクリムゾン・タイフーンが破壊され、ストライカー・エウレカもレザーバックの電磁衝撃波で機能停止に陥り、パイロットの1人であるハーク・ハンセンが腕を骨折する怪我を負ってしまう。そこで待機していたローリーとマコがジプシー・デンジャーで出撃し、このコンビでの実戦は初めてながら、怪獣を2体とも撃破することに成功する。



※以下は結末ネタばれのため注意

しかし喜ぶ間もなく、巨大なカテゴリー4の怪獣2体「ライジュウ」「スカナー」が割れ目から出現するが、割れ目を防衛するため海底に止まる。ペントコストは、残る2体のイェーガーで割れ目の破壊作戦を決行。負傷したハークの代わりにストライカー・エウレカに乗り込み、ハークの息子のチャックとペアで出撃する。2機が海底の割れ目に到着すると、さらに巨大な初のカテゴリー5となる怪獣「スラターン」も出現。ジプシー・デンジャーはライジュウの撃破に成功するが右腕を破壊される。一方のストライカー・エウレカは損傷し制御不能に陥ってしまったため、ジプシー・デンジャーの道を切り開くため、残る2体を巻き添えに自爆する。

スラターンは自爆攻撃にも耐え再び襲いかかるが、ジプシー・デンジャーはそれを倒し、異世界へと繋がる割れ目へと飛び込む。ゲートを破壊するための核兵器はストライカー・エウレカが使ってしまったため、ローリーたちはジプシー・デンジャーの原子炉を爆発させることにするが、手動で起動しなければならず、ローリーは先にマコを脱出させる。爆発により怪獣を操る「プリカーサー」諸共、ゲートは計画通り破壊され、先に海上へと浮上してきたマコやPPDCの皆が見守る中、ローリーも無事帰還する。

(出典:「パシフィック・リム (映画)」(2014年7月22日 08:10 UTC) 『ウィキペディア日本語版』)



■ 「Warner Bros. Pictures Official Main Trailer [HD]」




*この記事は、クリエイティブ・コモンズ・表示・継承ライセンス3.0のもとで公表されたウィキペディアの項目「パシフィック・リム (映画)」を素材として二次利用しています。


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名古屋音楽堂本舗の店主香山蔵之介による音楽講評です。
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