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2020-05

Indigo la End 「あの街レコード」

j0043■ アルバムデータ
タイトル:あの街レコード
アーティスト:Indigo la End
リリース:2014年4月2日
レーベル:ワーナーミュージック・ジャパン

アルバム総評価:90 


■ 曲目リスト
  №  曲          名評      価
01  夜明けの街でサヨナラを            ★★★★★  
02  名もなきハッピーエンド★★★★★
03  billion billion★★★★★
04  あの街の帰り道★★★★☆
05  染まるまで★★★★★
06  ダビングシーン★★★★★
07  mudai★★☆☆☆
08  アリスは突然に★★★★★


■ 講評
indigo la End(インディゴ ラ エンド)は、日本のロックバンドである。

2010年2月活動を開始。2012年4月に初の全国流通盤「さようなら、素晴らしい世界」が SPACE SHOWER TV の新レーベル「eninal」(エニナル)より第一弾アーティストとしてリリースされた。2014年5月現在でシングル2枚(ライブ会場限定)、アルバム1枚、ミニアルバム3枚をリリースしている。

ちなみに、indigo la End のバンド名はスピッツのアルバム「インディゴ地平線」から取っているとのことである。

今回紹介するアルバム「あの街レコード」は、2014年4月2日にワーナーミュージック・ジャパンからリリースされた通算3枚目となる最新のミニアルバムであり、indigo la End のメジャーデビューアルバムでもある。オリコン週間 CD アルバムランキングでは最高第22位を記録している。

▼ indigo la End
画像




「絶対的な歌を中心に美しい音をポップに奏でるロックバンド」と評され、心象風景が音楽で具現化されたような際限のない広々としたサウンド、ボーカル川谷絵音の広く深く響く歌声を主軸として 確固たる独自の世界を多様な音楽で紡ぎ出すバンドである。

バンドメンバーは、川谷絵音(ボーカル、ギター)、長田カーティス(ギター)、オオタユウスケ(ドラム)の3名である。なお、2012年に和田茉莉子(ベース)が脱退したため、現在は後鳥亮介がベースとしてサポート参加している。

ちなみに、ボーカルの川谷絵音は、このバンドとは別に「ゲスの極み乙女。」においてもボーカル、ギター、シンセサイザー、作詞、作曲を担っており、両バンドは2014年4月に同時メジャーデビューを果たしている。「ゲスの極み乙女。」も indigo la End 同様素敵なバンドである。ぜひ、別の機会に取り上げたい。

オルタナティヴ・ロックやインディーロックと荒々しく歌い上げる無骨なロックを思い浮かべるが、indigo la End は、素朴+純粋+軽快なハイトーンな川谷絵音のボーカルが印象的なバンドである。

アルバムはドライブ感溢れるアッパーな楽曲あり、ミディアムテンポのセツナ系の楽曲ありと川谷絵音の多彩な感性が如何なく発揮されたキャッチャーな内容となっている。

だが、何と言ってもこのアルバムの真骨頂は「夜明けの街でサヨナラを」と「名もなきハッピーエンド」に代表されるストレートでドライブ感溢れるメロディアスなポップ&ロックにあると言って良い。

サウンドもギターとドラムの切れ味もよく適度にバンド感が滲み出ており、メジャーヒットを予感させる出来上がりになっている。下にも紹介したが、歌詞もドラマチックで実に素敵である。

オリコン週間 CD アルバムランキングでは最高第22位を記録しているということであるが、正直もっと上位を狙えるアルバムに仕上がっていると感じる。如何せん「Indigo la End」という言いにくいネーミングが災いしているのではないかと素人考えながら懸念しているのであるが、どうだろうか。

▼ indigo la End(+後鳥亮介(ba))
画像




ただアルバムの楽曲中で唯一残念だったのは、「mudai」だけいただけなかったことである。いわゆる「歌う」のではなくメロディーに乗せた「語り」の楽曲であるが、こうした「アルバム」だからできる、言葉は悪いが「実験的な展開」は個人的には好きではない。これも「Song」だと言えば聞こえはいいがは、どうせならストレートに歌声を聴かせてほしかった。

こうした試みは恐らく川谷氏の発案であろうが、メジャーデビューアルバムでこうした企画が取り入れられているのを見ると、巷で言われる indigo la End がワンマンバンドであるという風評も信憑性を帯びてきてしまう。

作詞、作曲、ボーカルを一人でこなすバンドは眩しく輝きが強い反面、生じるコントラストも強く深くなりがちである。ファンからの異論はあるだろうが、メジャーデビューアルバムだからこそ全楽曲直球勝負で来てほしかったと思う。

追伸。「染まるまで」もミディアムテンポでどこか「くるり」の香りがする素敵なキラーチューンである。

▼ indigo la End
画像





■ アルバムリリースノート
2010年2月より活動する3人組ロック・バンド、indigo la Endのメジャー・デビュー作となるサード・ミニ・アルバム。フロントマン・川谷絵音による歌詞・メロディーが描き出す叙情的な風景が魅力溢れる作品。- Amazon

▼ indigo la End
画像





■ Music Video 「ダビングシーン」




*この動画で使用されている音源は、動画をYoutubeにアップロードした Warner Music Japan が自ら制作したものであり、個人が収入(広告収入を含む)を得ずに運営するサイトへの貼り付けが許諾された音源です。


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Author:香山蔵之介
名古屋音楽堂本舗の店主香山蔵之介による音楽講評です。
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