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2020-05

AI 「2004 A.I.」

j0037■ アルバムデータ
タイトル:2004 A.I.
アーティスト:AI
リリース:2004年6月16日
レーベル:ユニバーサル シグマ

アルバム総評価:89 


■ 曲目リスト
  №  曲          名評     価
01  Intro  ★★★★★  
02  E.O.★★★★★
03  After The Rain★★★★★
04  100%★★★★★
05  L’Haleine Des Cordes ~Interlude~        ★★★★★
06  Breathe★★★★★
07  無限★★★★★
08  Say Yes, Say No★★★★★
09  Alive★★★★★
10  エンジェル Feat.Boy-Ken★★★☆☆
11  I’M Sorry★★★★☆
12  Watch Out! feat.Afra + Tucker★★☆☆☆
13  オンガクキイテ [Interlude]★★★☆☆
14  Listen 2 Da Music★★★★★
15  Dreaming Of You★★★★★


■ 講評
AI(アイ、1981年11月2日生)は、日本の歌手、ソングライターである。本名は植村 愛 Carina カリーナ。アメリカ合衆国生まれ、鹿児島県育ち。所属レコード会社はユニバーサル ミュージック。

ロサンゼルス生まれのクォーターで、母方の祖母がイタリア系アメリカ人。両親と妹の4人家族で、母親のバーバラ植村は地元鹿児島で講演やタレント活動などを行う文化人、妹の幸(さち)はロサンゼルスでカメラマンやデザイナーをしている。LAで10代後半を過ごし、本場のゴスペル音楽に触れたことによりソウルフルな歌を歌う。中低音のハスキーな声が特徴である。

1981年11月2日、アメリカ合衆国カリフォルニア州ロサンゼルスに生まれる。

1985年、4歳のときに父親の仕事の関係で鹿児島県鹿児島市に移り住み、同地で育つ。

1992年、12歳の時、ロサンジェルスに行った際にファースト AME チャーチに立ち寄り、初めてゴスペル・クワイアを体感して感動し、歌手を目指すことを決意。

1996年、中学を卒業後 ロサンジェルスの名門パフォーミング・アーツ・スクール(LACSA)に入学し、ダンス・クラスを専攻する。そこでゴスペル・クワイアのメンバーとなり、唯一の東洋人ながら、実力と人柄でクワイアの人気シンガーへと登りつめる。

1999年、前年に全米から1000人近くのダンサーを集めて行われたオーディションに見事勝ち残り、ジャネット・ジャクソンのミュージック・ビデオ「Go Deep」に出演を果たす。同年、Kool & the Gang の George Brown プロデュースによるアジア系ガール・グループ“SX4”を結成し、アメリカデビューの準備をしていたが、同時期に日本の BMG Japan からもオファーを受ける。そして日本でのソロ・デビューを選択する。

2000年、パフォーミング・アーツ・スクールを卒業。日本に帰国してシングル「Cry, just Cry」でデビューを果たす。

2001年、1stアルバム「my name is AI」をリリース。

2002年、Universal Music 傘下の Def Jam Japan へ同レーベルの最初の女性契約アーティストとして移籍。

2011年8月、EMI ミュージック・ジャパンに移籍することを発表(その後、2013年4月にユニバーサル ミュージックが EMI を吸収合併して経営統合したことに伴い、再びユニバーサル ミュージックの所属となる)。現在に至る。

(出典:「AI (歌手)」(2014年5月29日 05:05 UTC) 『Wikipedia日本語版』)

▼ AI
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今回紹介するアルバム「2004 A.I.」は、2004年6月16日にユニバーサルシグマからリリースされたAIの3枚目のオリジナルアルバムである。オリコン週間アルバムランキング最高第3位、2004年度年間アルバムランキング第145位を記録している。

このアルバムのお薦めは何と言っても「E.O.」である。作詞は AI 本人、作曲は 2 SOUL による楽曲であり、AI の8thシングルとなる。「E.O.」は「Everythings O.K.」の略とのこと。

私の独断と偏見によれば、「E.O.」こそ AI の代表曲であり、残念ながら現在に至るまで「E.O.」を超える AI の楽曲は現れていない。「E.O.」は、カッコ良さという点で AI の楽曲の中で随一であり、AI 自身今後もこの曲を超えることは難しいと思われるほど強烈なインパクトを持った楽曲である。なお、「E.O.」は、テレビ東京系「JAPAN COUNTDOWN」2004年度5月度エンディングテーマにもなっている。

▼ AI
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特筆すべきは、「E.O.」のプロモーションビデオである。映像に一部エフェクトが加えられているもののほとんど加工は施されておらず、そのカメラワークは、数ある R&B 系の PV の中でも群を抜くカッコ良さといっていい。

PV 監督は日本の映像作家、PV ディレクター、演出家である UGICHIN が務めている。CG はほとんど用いず、アーティストの動きに焦点を当てた作品が特徴であり、フィッシュアイを用いた構図を多用することで知られている。パンク・ロック系やヒップ・ホップ系のアーティストの PV を中心に数多くの PV を手掛けている。安室奈美恵「GIRL TALK」、DOUBLE「Who's that girl」、安藤裕子「あなたと私にできる事」なども UGICHIN の作品である。

中でも「E.O.」の PV の凄いところは、恐らく都市部の河川敷公園であると思われるが、止まることなく移動し続ける AI をワンカメで撮影し、しかも4分近く一切通行人等が写りこむことなくノーカット撮影しているということである。

事前に敷かれたレール上を AI とカメラが台車に乗って移動しているようであり、しかも恐らく早朝の撮影ではないかと思われるが、そのアイディアと計算されつくしたカメラワークはお見事という他ない。

アルバム全体としては、いかにも AI らしいパワフルな R&B サウンドに仕上がっている。ただ若干曲のラインナップに一貫性がないように感じられるとともに、前半の楽曲に比べ後半の楽曲がパワー不足で失速感が否めない点が残念ではあるが、最近の AI のポップ系の聴きやすい楽曲に比べてこの当時の楽曲の方が R&B らしい粗削りなワイルドさがあり、個人的には初期の AI の音の方が気に入っている。

最近のバラッドを歌い上げる AI しか知らないなら、ぜひこのアルバムを、特に「E.O.」を聴いてほしい。そしてこの楽曲こそ AI の原点であると感じてほしい。

なお、蛇足ではあるが「E.O.」がリリースされた当時、空耳で「ERO」と聴こえるともっぱら評判であった。確かにそう聞こえてしまうところは非常に残念である…。

▼ AI
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■ アルバムリリースノート
「こんな世の中だって/やれる 何だって」と聴く者を鼓する「E.O.」、とろけるように甘いメロディとソウルフル&スムースなバック・トラックがひとつになったラブソング「After The Rain」、ディープでしなやかなビートとキラキラとしたサウンド・エフェクトをフィーチャーしたディスコ・チューン「100%」。

最初の3曲をプレイするだけで、とんでもない広がりを持つ音楽性に驚かされる。おそらく本人は「ピンとくるもの、いい感じの曲をやってるだけ」とかなんとか言うんだろうけど、2004年の音をきっちりとセレクトするセンスはさすがだ。

ワン・アンド・オンリーな存在感と独自のスタイルを見せ付けた AI のアルバム.。本作で、さらにオリジナル、さらに自由に、不可能を可能に変えていく…。CX 系『HEY! HEY! HEY! MUSIC CHAMP』エンディング・テーマ「After The Rain」他を収録。CHAR、T.KURA、GREAT DANE PRODUCTION他がプロデュースを担当。- Amazon

▼ AI
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