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2020-05

それでも世界が続くなら 「僕は君に武器を渡したい」

J0002■ アルバムデータ
タイトル:僕は君に武器を渡したい
アーティスト:それでも世界が続くなら
リリース:2013年9月4日
レーベル:日本クラウン

アルバム総評価:90 


■ 曲目リスト
曲          名評     価
  01    シーソーと消えない歌  ★★★★★  
02  一般意味論とアリストテレス            ★★★★★
03  ウェルテルの苦悩  ★★★★★
04  鮮やかに変われ  ★★★★★
05  参加賞  ★★★★★
06  パンの耳  ★★★☆☆
07  水色の反撃  ★★★★★
08  痛くない  ★★★★☆
09  焼却炉  ★★★★☆
10  テセウスの夜  ★★★☆☆
11  夜を越えろ  ★★★★★
12  スパロウ  ★★★★★
13  カイン  ★★★★★


■ 講評
「それでも世界が続くなら」は、2011年に結成された日本のパンクバンドである。

2012年にインディーズデビューし、2013年にはファーストアルバム「僕は君に武器を渡したい」でメジャーデビューを果たす。

所属事務所は「BAJ」(旧称:ボウィンマン・ミュージック)で、同事務所では THE YELLOW MONKEY に続く第2弾アーティストとなる。

メンバーの思い描くパンクロックは精神的な部分が大きく、「パンクは誰よりも優しくないといけない音楽」という概念から、活動から楽曲制作まで多大に影響を受けているとインタビュー等で語っている。

実際のサウンドについては、実話を元にしたメッセージ性の強い逆説的な歌詞と、テンポの遅い普遍的なメロディーに、グランジやシューゲイザーの要素の色濃いノイズギターを合わせた、変則的なオルタナティヴ・ロックとしてレビュー等で紹介されている。

殆どのライブで MC(バンド名やライブ告知等を含むトーク)がなく、また簡易照明のみで演奏することもあるとのこと。

プロ、アマチュアと問わず、他の芸術家とのコラボレーションする活動が多く、前身バンド時代を含む全アルバムジャケットを、闘病生活をしているイラストレーターが担当している。

また、メンバー自身の生い立ちから、いじめや虐待、家庭環境や病気等を題材にした楽曲が多く、メジャーデビューの際に「僕らみたいなバンドがメジャーデビューすること自体が、昔の僕みたいな誰かにとっての生きてもいい理由になれば嬉しい」とラジオで話している。

(出典:「それでも世界が続くなら」(2014年7月24日19:12 UTC) 『ウィキペディア日本語版』)

▼ それでも世界が続くなら
画像




今回紹介するアルバム「僕は君に武器を渡したい」は、それでも世界が続くなら が2013年9月4日にリリースしたメジャーデビューアルバムである。

本作は、タワーレコードデイリーチャート初登場第9位、オリコン週間 CD アルバムランキング初登場第56位を記録している。

ドライブ感溢れるヘヴィーロックテイストな楽曲と、メンバーの生い立ちを反映しているという重く息苦しい歌詞は、切なく、そして心に痛い。

そんな歌詞の世界を、少し気だるい 篠塚将行 のヴォーカルが見事に具現化しており、歌詞のインパクトが強烈である分、聴く人を選ぶかもしれないが、心地よいメロディーラインが救いとなっている感じだ。

バンド名は奇抜であるがファンは「それせか」と略して言うらしい。彼らの楽曲を聴いていると、良い意味で今後もインディーズ臭さを忘れないでほしいと思う。

楽曲はいずれも完成度が非常に高く、特に「ウェルテルの苦悩」は秀逸である。また、バラッドの「スパロウ」もすばらしいの一言に尽きる。最近のロックアルバムには珍しく、捨て曲なしで非常に充実した内容のアルバムと感じた。。

オリコン週間 CD アルバムランキング初登場第56位と聞いて、もっと売れてもいいと思うのは自分だけでないはずだ。

2014年ブレイクを予感させる注目のニューカマー それでも世界が続くなら。次のアルバムも大いに期待したい。

最後に、とにかく2013年の邦楽の中で一番お気に入りのアルバムであったことを付け加えておきたい。

▼ それでも世界が続くなら
画像




■ Music Video 「参加賞」





*この動画で使用されている音源は、動画を Youtube にアップロードした crownrecord が自ら制作したものであり、個人が収入を得ずに運営するサイトへの貼り付けが許諾された音源です。

*この記事は、クリエイティブ・コモンズ・表示・継承ライセンス3.0のもとで公表されたウィキペディアの項目「それでも世界が続くなら」を素材として二次利用しています。


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