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2020-05

酉年に因んだ神社 「素盞男神社」

酉年に因んだ神社 「素盞男神社」■ 観光データ
観光スポット:素盞男神社
所在地:愛知県名古屋市中村区日吉町18
交通①:地下鉄東山線「中村日赤駅」徒歩5分
交通②:市バス「中村保健所停留所」徒歩5分
見所:酉の市で有名な神社

観光オススメ度:30


■ 酉年に因んだ神社「素盞男神社」


今回は、来年の干支にちなんで酉に因んだ神社「素盞男神社」を紹介したい。

ただし、酉といっても酉の名が付いたり酉を祭った神社ではないため、厳密に酉に因んだとは言えないかもしれないので御容赦を。

素盞男神社(すさのおじんじゃ)は、愛知県名古屋市にある「酉の市」で有名な神社である。そもそも「酉の市」とは、例年11月の酉の日に行われる祭のことをいう。酉の祭(とりのまち)、大酉祭(おおとりまつり)、お酉様(おとりさま)と言うこともあるらしい。

関東地方に多く所在する鷲神社、酉の寺、大鳥神社など鷲や鳥にちなむ寺社の年中行事として知られるが、現在では大阪府堺市の大鳥大社、愛知県名古屋市の稲園山七寺(大須七寺、長福寺)など関東地方以外でも開催され、多くの露店で、威勢よく手締めして「縁起熊手」を売る祭の賑わいは、年末の風物詩でもある。

酉の市の由来は、神道と仏教の双方から、それぞれ異なる解説がされるとのことで、神道の解説では、大酉祭の日に立った市を、酉の市の起源とし、大鳥神社(鷲神社)の祭神である日本武尊が、東征の戦勝祈願を鷲宮神社で行い、祝勝を花畑の大鷲神社の地で行ったことに因み、日本武尊が亡くなった日とされる11月の酉の日(鷲宮神社では12月の初酉の日)に大酉祭が行われるということである。また、浅草・鷲神社の社伝では、日本武尊が鷲神社に戦勝のお礼参りをしたのが11月の酉の日であり、その際、社前の松に武具の熊手を立て掛けたことから、大酉祭を行い、熊手を縁起物とするとされている。

一方、仏教(浅草酉の寺・長國寺)の解説では、鷲妙見大菩薩の開帳日に立った市を酉の市の起源とし、1265年(文永2年)11月の酉の日、日蓮宗の宗祖・日蓮が、上総国鷲巣(現・千葉県茂原市)の小早川家(現・大本山鷲山寺)に滞在の折、国家平穏を祈ったところ、明星(金星)が明るく輝きだし、鷲妙見大菩薩が鷲の背に乗り現れ出て、これに因み、浅草の長國寺では、創建以来、11月の酉の日に鷲山寺から鷲妙見大菩薩の出開帳が行わ、その後1771年(明和8年)長國寺に鷲妙見大菩薩(鷲大明神)が勧請され、11月の酉の日に開帳されるようになったとのことである。

いずれにせよ「酉の市」は、秋の収穫物や実用の農具が並んだ近郊農村の農業市が江戸市中へと移行するに従い、招福の吉兆を満載した飾り熊手などを市の縁起物とする都市型の祭へと変遷してきたということで、今では「酉の市」の立つ日には、おかめや招福の縁起物を飾った「縁起熊手」を売る露店が立ち並ぶ風景が風物詩となっている。

市を開催する寺社からは小さな竹熊手に稲穂や札をつけた「熊手守り」が授与され、福を「掃き込む、かきこむ」との洒落にことよせ「かっこめ」と呼ばれている。元々は鷲神社周辺の農民のために縁日の境内で熊手や鍬などの農具を販売していたのが、次第におかめなどの縁起物がオマケとして農具につけられるようになり、それが現在の装飾熊手の由来となっているとのことである。

(出典:「酉の市」(2016年11月2日 18:48 (UTC))『Wikipedia日本語版』)

▼「素盞男神社」全景
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▼ 本殿に掲げられた「酉の市」の提灯
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そんな酉の市で知られる寺社として愛知県で有名なのが、「素盞男神社」(名古屋市中村区)と「長福寺」(名古屋市中区)である。中部地方で酉の市の神事が催される寺社は、この名古屋市内にある2つの寺社以外には、静岡県浜松市中区の大安寺ぐらいということもあり、この地域では縁起の良い霊験あらたかな神社として知られているようだ。

このうち今回紹介させていただく「素盞男神社」は、素盞男尊(すさのをのみこと)を祭神として安永3年(1774年)、現在の名古屋市千種区内山付近に創建され、昭和8年(1933年)に現在の名古屋市中村区日吉町に遷座された由緒ある神社で、毎年11月の酉の日の午前12時から翌日の午前12時まで、商売繁盛、家内安全を祈願する「酉の市」(おとりさま)が開催され、一の酉の一番札を頂こうとする人や、開運の熊手、福招きの箕、宝船などを求める参拝者で深夜から賑うことで知られている。また、7月の例大祭は「輪くぐり」と呼ばれる茅輪神事でも有名である。摂末社は、大鳥神社・秋葉社。

所在地は、愛知県名古屋市中村区日吉町18で、名古屋市営地下鉄東山線の「中村日赤駅」又は名古屋市営バスの「中村保健所停留所」から徒歩約5分の住宅街の中にある。名古屋駅からは地下鉄で3つ目の駅と非常に近いものの、周辺のランドマークは大規模総合病院である名古屋第一赤十字病院ぐらいしかなく、普段は非常に静かな環境の中にある神社である。地図を頼りに進めば道に迷うことはないだろう。ただし駐車場は数台分しか用意されていないため、参拝には公共交通機関を利用した方が無難である。

街中にあるため、境内は狭く緑もまばらで、お世辞にも風情があるとは言い難い神社であり、以前このブログで紹介した「羊神社」よりも手狭な感じだ。恐らく普段は地元のお社的な神社なのであろう。

ちなみに平成28年11月の酉の市は、一の酉が11日(金)、二の酉が23日(水・祝)の2日となっているが、いくら酉の市といえど恐らく神社での滞在時間はせいぜい30分程度と思われ、周辺にはこれといった観光名所もないため、わざわざ遠方から訪れる際は、名古屋観光の一環として訪れることをお勧めしたい。

▼ 鳥居周辺
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▼ 鳥居
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▼ 鳥居横の案内看板
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▼ 酉の市の案内看板
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▼ 手水舎
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▼ 本殿
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■ 素盞男神社へのアクセス
交通:市営地下鉄東山線「中村日赤駅」・市営バス「中村保健所停留所」下車徒歩5分
所在地:名古屋市中村区日吉町18




*この記事は、クリエイティブ・コモンズ・表示・継承ライセンス3.0のもとで公表された Wikipedia の項目「酉の市」を素材として二次利用しています。

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