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2020-05

琵琶湖のパワースポット「竹生島」

琵琶湖のパワースポット「竹生島」■ 観光データ
観光スポット:琵琶湖のパワースポット「竹生島」
所在地:滋賀県長浜市早崎町
交通①:長浜港から琵琶湖汽船乗船30分
交通②:今津港から琵琶湖汽船乗船25-30分
交通③:彦根港からオーミマリン乗船40分
見所:竹生島神社、宝厳寺(西国三十三所三十番)

観光オススメ度:80


■ 琵琶湖のパワースポット「竹生島」


今回は、滋賀県は琵琶湖に浮かぶパワースポット「竹生島」について御紹介したい。

竹生島(ちくぶしま)は、長浜市葛籠尾崎沖約2㎞に位置し、長浜市早崎町に属する琵琶湖の北部に浮かぶ島である。寺社関係者並びに店舗従業員はいずれも島外から通っているため、無人島ということである。

周囲は約2㎞で針葉樹で覆われ、南部には西国第三十番札所の「竹生島宝厳寺(ほうごんじ)」や「都久夫須麻神社(竹生島神社)」があり、古くから「神を斎(いつ)く島」として信仰されており、琵琶湖八景の一つ「深緑竹生島の沈影」としても数えられている。2016年4月には、文化庁認定の日本遺産「琵琶湖とその水辺環境-祈りと暮らしの水遺産」を構成する文化財の1つとして追加認定された名勝でもある。また「竹生島神社」は、明治の神仏分離令に際して弁才天社から改称したものであり、竹生島弁才天は天川村の天河大弁財天社、安芸の厳島神社と並んで日本三大弁天のひとつに数えられている。

琵琶湖に島なんてあるのかと思われる方もいらっしゃるかもしれないが、滋賀県の観光パンフレットの表紙を飾ることも多く、琵琶湖国定公園特別保護地区、国の名勝及び史跡に指定されている観光名所でもある。

戦国時代には、近江国小谷城主であった浅井久政(浅井長政の父)が、長政への家督委譲を目論む家臣団によって一時的にこの島に幽閉され、隠居生活を強要されている。また、伊吹山の神が、姪の浅井岳(現在の金糞岳)の神と高さを競い、負けた伊吹山の神が起こって浅井岳の神の首を切り落としてしまい、その首が琵琶湖に落ちて竹生島が生まれたという伝説が残っており、知る人ぞ知る滋賀県のパワースポットだ。

琵琶湖にはたびたび訪れていたが、竹生島は未体験であり、今回、ゴールデンウィークを利用して名古屋からの「竹生島めぐり」日帰り旅行を計画した次第である。

▼ 竹生島全景
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竹生島に渡るには、琵琶湖汽船が運営する長浜航路と今津航路、オーミマリンが運営する彦根航路の3つのルートがあるが、今回は彦根市にある近江牛の名店「千成亭」でのランチを計画したため、彦根港からオーミマリンのびわ湖観光船に乗船するルート(所要時間は約40分)を選んだ。

当日は運よく快晴で絶好の行楽日和である。観光船の第一便が午前9時45分出港ということで、渋滞を考慮して午前7時30分頃名古屋を出発。一宮インターから名神高速道路を利用したが渋滞もなく順調に車を走らせ、午前8時40分頃には彦根インターを降りる。彦根市内を通って10分程度で彦根港に到着し、無事既設の駐車スペース(無料)に駐車できた。

▼ 彦根港びわ湖遊覧船乗り場
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▼ びわ湖周辺マップ
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▼ 船着場から眺める琵琶湖(中央右にかすかに見えるのが竹生島)
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彦根港‐竹生島の往復運賃は大人3,500円である。ちなみに竹生島の他に多景島(たけしま)への航路もあり、こちらは時間によって回遊と上陸のコースがあるとのことであるが、多景島は竹生島に比べるとかなり小さいため回遊コースも用意されているようだ。

ゴールデンウィークということもあり徐々に待合所が混雑してきたため、出港20分前ぐらいから係員の指示により乗船待ちの列を作る。最終的には結構な人数の列ができていた。

▼ 遊覧船乗り場発券所
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じきに観光船が船着場に入港。オーミマリンは西武グループということでお馴染みのライオンマークとストライプが印象的な、一階がガラス張り、2階がオープンデッキの思った以上に大きな観光船である。なお、オープンデッキを含めて全て座席への着席タイプであった。

10分前から乗船開始。今日は風が強く波が高いため、2階のオープンデッキは水を被ることもあるとのアナウンスがあったため、1階席に座る。

定刻に出港。防波堤を過ぎると急に波が高くなり、その様はまさに海である。揺れ自体はさほどでもなかったがそれでも強い波が当たったときはかなりの衝撃を感じ波しぶきが上がった。

▼ 船上から望む伊吹山(中央の建物は彦根ビューホテル)
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風の影響もあってか10分遅れの午前10時45分頃到着。復路の出港時間が午前11時35分のため竹生島の滞在時間は予定より10分短く60分となった。なお次の午後1時5分発の便に乗ることも可能であるが、風が強くなってきたため欠航の恐れもあるとのことで、できるだけ予定通りの便を利用するようアナウンスがあった。

定期船が発着する港は島の南側に一箇所だけであるが、りっぱな船着場が整備されている。

▼ 遊覧船
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▼ 竹生島の船着場
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港に着いて上陸すると、琵琶湖周航の歌の一部を記した石碑があり、それを横目に進むと土産物店が数店舗軒を連ねて観光客を出迎える。その先にトイレと拝観料の自動販売機があり、そこから先に進むには拝観料が必要となる。ちなみに拝観料は大人400円である。

▼ 船着場の石碑
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そこから数多くの巡礼者や参拝者が祈りを捧げながら上ったことから「祈りの石段」と名付けられた急勾配の石段を登った先に「竹生島宝厳寺」があるのだが、この階段が165段と結構ハードで、当日もお年寄りや子供などが登るのに苦労していた。ヒールの高い靴は避けた方がよさそうだ。

▼ 石段
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「竹生島宝厳寺」はその昔、神亀元年(724年)聖武天皇が、夢枕に立った天照皇大神より「江州の湖中に小島がある。その島は弁才天の聖地であるから、寺院を建立せよ。すれば、国家泰平、五穀豊穣、万民豊楽となるであろう」というお告げを受け、僧行基を勅使としてつかわし、堂塔を開基させたのが始まりだそうで、その後、伝教大師、弘法大師なども来島し修業されたと伝えられている。

▼ 竹生島宝厳寺
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歴史を感じさせる本堂には、一風変わった願掛け「弁天様の幸せ願いダルマ」がある。小さくて可愛い「弁天様の幸せ願いダルマ」の底に開いた穴に願い事を書いた紙を折りたたんで丸めて入れ、奉納料500円を払ってシールで閉じてもらった後、祭壇に奉納するというなかなか趣きのある願掛けであるので、訪れた際はぜひ奉納していただきたい。

▼ 竹生島宝厳寺本堂
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▼ 弁天様の幸せ願いダルマ
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続いて島を時計回りに移動すると目の前に現れるのが「都久夫須麻神社(竹生島神社)」である。今から450年前、豊臣秀吉が寄進した伏見桃山城の束力使殿を移転したもので、国宝となっており、本殿内部は桃山時代を代表する、優雅できらびやかな装飾が施されている。当日は改修中のため残念ながら外観は確認できず、内部も撮影禁止であった。

▼ 竜神拝所からの景観(宮崎鳥居)
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さらにその先にあるのが竹生島随一の絶景と言われる竜神(蛇)を祭った「竜神拝所」である。ここは願掛けの「かわらけ投げ」で有名で、小さな2枚のかわらけ(陶製の皿)を300円で購入し、1枚には自分の名前、もう一枚には願い事を書き、眼下の宮崎鳥居に向かって名前を書いた皿から順に投げ、見事鳥居の間を通り抜ければ願い事が叶うというものである。

今回、1枚目は外れたが2枚目が見事鳥居の間に落ち、周りから拍手をいただいた。これが結構難しく、鳥居から遠く離れた場所にたくさんのかわらけが山となっていた。

その後、順路に点在するボケ防止などの願掛けポイントを巡って出発点である船着場に戻ったが、大人の足で一周約50分ぐらいというところだろうか。1時間の滞在時間では若干物足りない印象であった。せめて90分ぐらいあると余裕を持って回れると感じたが、今回は行きの船で10分ロスしたのが大きかった。こればかりは天候次第なので致し方ない。

▼ 船着場
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船は定刻の午前11時35分に竹生島を出港。午後12時20分頃彦根港到着。パワースポットらしく荘厳で歴史を感じさせる見応えのある島であった。

▼ 竹生島風景
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その足で昼食のため「千成亭」に向かう。「千成亭」は、滋賀県で食肉・食肉加工品の製造販売と飲食店事業を展開しており、近江牛を扱う創業約80年の滋賀県でも有名な老舗の肉店である。彦根市内に多くの店舗を構えているが、今回は港から車で10分程度の橋本商店街中央に昔からある「千成亭レストラン」を選んだ。

▼ 千成亭レストラン
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店舗周辺には駐車場も完備されておりスムーズに駐車できた。店舗は3階建てで1階が精肉店、2階以上がレストランで、2階がテーブル席、3階が座敷席である。既に何組かが階段に並んでおり、遊覧船で見かけた家族連れも発見。さすが人気店である。名前を記帳して待つこと15分。意外に早くテーブル席に案内された。お昼時ということもあって店内は満席状態である。

メニューは、手頃な「近江牛肉すき焼き鍋昼膳(1,980円)」、「近江牛肉ビーフカレーライス(1,100円)」からランチとしては贅沢な「近江牛ステーキランチ(3,100円)」、「懐石風ランチ(4,100円)」、「近江牛肉すき焼き御膳(3,800円)」、「近江牛肉ステーキ御膳(4,350円)」まで近江牛をメインとしたセット料理が何種類も用意されていたが、今回は「近江牛ステーキランチ(3,100円)」を注文した。連れは奮発してプラス1,950円で肉を近江牛フィレに変更して注文。陶板で焼いて食べるタイプであったが、値段もそれなりということで好みのレア状態でも味は申し分なかった。

▼ 近江牛ステーキランチ
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まだ観光する時間には余裕があったが、彦根城は何回も訪れているため今回はスルーした。帰りは渋滞回避と高速道路代を浮かせるため、一般道を利用して名古屋に向かう。あまり知られていないが関が原から養老方面に抜けるルートを使うと渋滞もなくスムーズに名古屋方面に抜けることができ、今回も2時間程度で帰宅できた。ちょうど帰りの時間帯に名神高速道路では渋滞が発生していたため、高速道路を利用しても時間的にはさほど変わらなかったかもしれない。

以上、竹生島めぐりを計画される際の参考にしていただければ幸いである。なお、予算と時間に余裕があれば、ひこにゃんにも会える彦根城、ホタルで有名な米原、鍾乳洞で有名な関が原など、彦根を拠点にした湖北・湖東観光も加えても面白いかもしれない。



■「竹生島」へのアクセス
交通①:JR長浜駅徒歩10分の長浜港から琵琶湖汽船乗船30分
交通②:JR近江今津駅徒歩5分の今津港から琵琶湖汽船乗船25-30分
交通③:JR彦根駅よりバス20分の彦根港からオーミマリン乗船40分

▼ 竹生島案内マップ
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名古屋音楽堂本舗の店主香山蔵之介による音楽講評です。
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