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2020-05

Bobby Caldwell 「Bobby Caldwell」

Bobby Caldwell 「Bobby Caldwell」■ アルバムデータ
タイトル:Bobby Caldwell
アーティスト:Bobby Caldwell
リリース:1978年
レーベル:Clouds

アルバム総評価:93


■ 曲目リスト
  №  曲          名評      価  MV  
01  Special To Me  ★★★★★  youtube02
02  My Flame★★★★★youtube02
03  Love Won't Wait★★★★★youtube02
04  Can't Say Goodbye★★★★☆youtube02
05  Come To Me★★★★★youtube02
06  What You Won't Do For Love          
  (風のシルエット)
★★★★★youtube02
07  Kalimba Song★★★★☆youtube02
08  Take Me Back To Then★★★★★youtube02
09  Down For The Third Time★★★★☆youtube02

※( )は日本語タイトル。

■ 講評
今回紹介するアルバム「Bobby Caldwell」(後に別タイトル「What You Won't Do for Love」でもリリース) は、アメリカのシンガーソングライターである Bobby Caldwell が1978年に TK Records のレーベルの一つである Clouds からリリースした1stデビューアルバムである。

Ann Holloway(#3, #5-9)、George "Chocolate" Perry(#4)、Marsha Radcliffe(#1,2)をプロデューサーに迎え、Strings と Horns のアレンジは Mike Lewis が担当している。

Bobby Caldwell が Bass、Keyboards、Guitar、Synthesizer、Lead & Backing Vocals を務めた他、George "Chocolate" Perry(Bass)、Ed Greene(Drums)、Alfons Kettner(Guitar)、Benny Latimore(Keyboard)などのミュージシャンが参加している。

▼「Bobby Caldwell」ジャケット
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▼「Bobby Caldwell」ジャケット裏面
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▼「What You Won't Do for Love」別タイトルジャケット
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アルバムは The Billboard 200 第21位を記録。また1978年にシングルリリースされた「What You Won't Do for Love」は The Billboard Hot 100 第9位、The Hot R&B/Hip-Hop Songs chart 第6位を、1979年にリリースされた「My Flame」は The Hot R&B/Hip-Hop Songs chart 第40位を、「Can't Say Goodbye」は The Billboard Hot 100 第103位、The Hot R&B/Hip-Hop Songs chart 第36位を記録している。

アルバムは日本でも大ヒットし、日米両国でプラチナディスクに認定されている。

ちなみにアルバムの日本語タイトルは「イヴニング・スキャンダル」で、日本リリース LP 盤の帯には「シルエットは揺れ動く、スキャンダラスな夜、今夜はトロピカル・ランデヴーとシャレてみようぜ!」と記されていた。

▼「What You Won't Do for Love」
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▼「What You Won't Do for Love」(10", Shape, Red)
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Bobby Caldwell(ボビー・コールドウェル、Robert Hunter "Bobby" Caldwell、1951年8月15日生)は、30年以上のキャリアを持ち、数多くの作品を生み出しているアメリカのシンガーソングライター、ミュージック・プレイヤーである。

洗練された音の世界を持ちつつも、多くの初期 AOR シンガーのようにボーカルスタイルは R&B 色が濃く、Blue-Eyed Soul の歌手として分類されることもある。

1970年代から1980年代にかけて流行した AOR サウンドを代表するシンガーの一人としても知られており、特に1978年のデビューシングル「What You Won't Do for Love」(邦題:「風のシルエット」)のヒットで知られ、当時流行していた AOR の新星として脚光を浴びる。

また作曲家として Boz Scaggs に「Heart of Mine」、Peter Cetera に「Next Time I Fall」、「STAY WITH ME」(邦題:「ステイ・ウィズ・ミー song for KA・GU・YA・姫」映画『竹取物語』主題歌)などのヒット曲を提供(いずれも後にセルフカバー)している。

1980年に彼が所属していた TK Records が倒産し、本国ではプロモーション活動がままならなかった影響か、1980年代以降はアメリカでは振るわずも、日本では非常に人気が高く、AOR 界では Christopher Cross や Boz Scaggs と並び立つ存在として知られている。1990年代にオンエアされたニューヨークの夜景をバックに「Stay with Me」「Heart of Mine」「Come to Me」が流れるパーラメント(たばこ)の CM は、彼のイメージを象徴する一作でもある。

▼ Bobby Caldwell
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Bobby Caldwell は、アメリカの初期のバラエティ- TV 番組「Suppertime」の司会を務めた Bob Caldwell と Carolyn Caldwell の息子としてニューヨーク・マンハッタンで生まれる。その後テネシー州メンフィスや、Bobby Caldwell が「あらゆる種類の音楽に対して影響力を持った『ゴミ捨て場』」と称したフロリダ州マイアミで主に生活し、12歳の頃にはピアノとギターを弾くようになる。

17歳で自分のバンドを結成してラスベガスなどへ遠征して演奏活動を行い、後に「Kathmandu」と言うタイトルのアルバムもレコーディングしている。当時の演奏は、その後の Bobby Caldwell のサウンドに比べてかなりロック指向が強く、小さなクラブなどで天才ギタリストとして知られる Jimi Hendrix や イギリスのロックバンド Cream のカヴァーを演奏する日々を送っていた。

■ 1stアルバム「Bobby Caldwell」(What You Won't Do for Love)

その後、両親の住むマイアミの戻り、ポップディスコバンド KC & The Sunshine Band、ラテンファンクバンド Foxy、ソウルミュージックの George McCrae & Gwen McCrae、ジャズディスコサウンドを得意とした Peter Brown など様々な種類の音楽ジャンルのミュージシャンを抱えるマイアミの音楽レーベル TK Records と契約する。

1978年、このレーベルから自身の名前を冠した1stソロアルバム「Bobby Caldwell」をリリース。また、1978年に「What You Won't Do for Love」、1979年に「My Flame」、「Can't Say Goodbye」をそれぞれシングルリリースしヒットを記録するとともに、イギリスではアルバム収録曲「Down for the Third Time」もヒットを記録した。

こうしたヒットの背景には、当時、アフリカ系アメリカ人を主な視聴者としていた R&B 系ラジオの番組構成上重要な放送枠を確保するため、Bobby Caldwell のレーベルサイドがアルバムジャケットや広報宣伝において Bobby Caldwell のポートレートをシルエットだけで描くことで Bobby Caldwell が白人である事実を隠すという奇抜な手法を取ったことも少なからず功を奏したと考えられている。ただし、当然ながらこの秘密を維持するため、Bobby Caldwell は当初ライヴ演奏を行うことができなかった。

また、1stアルバム「Bobby Caldwell」は、レコーディングを終えた時点では「完璧な出来栄え」という評価を得ていたが、TK Records のオーナーである Henry Stone が「確かにアルバムの出来栄えは良いがヒット性の高い楽曲がないな。」と語ったため、こうした発言を受けて、Bobby Caldwell とバンドは再びスタジオ入りし、現在知られているリズムトラックに録り直しを行ったものである。そして Bobby Caldwell が一組の歌詞を素早く描き上げ、ヒットシングル「What You Won't Do for Love」が生まれたという逸話が残っている。

「What You Won't Do for Love」は、The Billboard Hot 100 第9位、The Hot R&B/Hip-Hop Songs chart 第6位、The Adult Contemporary chart 第10位を記録するヒットとなったが、この曲が急いで書かれたものであることと、Bobby Caldwell がアルバムの2曲目である「My Flame」こそが傑出したシングルである考えていたという点においてこの結果はいささか意外なものであった。なお、アルバム「Bobby Caldwell」は後にこのシングル曲と同タイトルの「What You Won't Do for Love」として再リリースされている。

シングル「What You Won't Do for Love」は、特徴的な赤いハート型の 45-RPM のビニールレコードとしても販売(当時は「問題の核心を突くシングル」と広告されていた。)され、現在でもたびたびコレクターズアイテムとしてインターネットオークション eBay で見かけることができる。レコードはハート型であるがちゃんと溝も掘ってあり、もちろんプレーヤー上で回転する代物である。ちなみに「What You Won't Do for Love」のタイトルでリリースされたアルバムも、LP 盤としたは珍しい黄色のビニール盤としてリリースされている。

オリジナルの「What You Won't Do for Love」は現在でもしばしばラジオで流されているが、リリース以降 Phyllis Hyman、Go West、Boyz II Men、2Pac などの様々なアーティストやグループにリメイクやサンプリングされている。(1998年には Bobby Caldwell 本人もリメイク盤をリリースしている。)加えて、「My Flame」も Vanessa Williams などにカヴァーされるとともに、Rap/Hip-Hop 系の楽曲に数多くサンプリングされている。

▼「Bobby Caldwell」1stアルバム
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■ 2ndアルバム「Cat in the Hat」- 4thアルバム「August Moon」

1stアルバムリリース後の活動2期目に入ると、「What You Won't Do for Love」のような驚異的な成功を追求するためかなりの労力を必要とした。この間、日本での人気はアメリカのそれを着実に凌ぐこととなった。1980年リリースの2ndアルバム「Cat in the Hat」、1982年リリースの3rdアルバム「Carry On」は、1stアルバムを超える芸術的な評価を受けるものの商業的な成功には至らなかったが、日本では「Cat in the Hat」がプラチナディスク、「Carry On」がゴールドディスクに認定される大ヒットとなり、日本におけるスーパースターとしての名声を確たるものとした。

こうして1983年には、ソウル指向より一層ロック指向のアルバムを制作するというコンセプトの下で日本限定盤となる4thアルバム「August Moon」をリリース。なお、このアルバムは1990年代にアメリカにおいてもリリースされている。

▼「Cat in the Hat」2ndアルバム
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▼「Carry On」3rdアルバム
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▼「August Moon」4thアルバム
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■ 5thアルバム「Heart of Mine」- 7thアルバム「Where Is Love」

「August Moon」はゴールドディスクに輝いたが、概してアメリカではセールス的に恵まれず、Bobby Caldwellはその後しばらくレコーディングから遠ざかることになる。その代わりに他のアーティストに楽曲を提供したり、その楽曲を自分用にリアレンジするなど、コンポーザーとしての活動に精力を傾けた。そうした提供作品としてよく知られているのが、Boz Scaggs の「Heart of Mine」、Amy Grant と Peter Cetera のデュエット曲「The Next Time I Fall」、The Commodores の「Janet」、Chicago の「Niagara Falls」、「What Kind Of Man Would I Be?」、Kalapana の「The Real Thing」、Al Jarreau の「All or Nothing at All」などである。

1989年、サキソフォン奏者である Richard Elliot のアルバム「Take to the Skies」の収録曲「In the Name of Love」を共同プロデュースし、リードヴォーカルを務める。

1990年代を通してコンスタントにアルバムをリリースし、1991年には60人編成のオーケストラと一緒にレコーディングを行った6thアルバム「Stuck on You」を、1993年には7thアルバム「Where Is Love」をリリースする。「Where Is Love」では24人編成のオーケストラとともに、以前 Frank Sinatra や Tony Bennett と共演したことのあるミュージシャンたちと一緒にレコーディングが行われた。

この間、ラジオでオンエアされる Bobby Caldwell の楽曲は、R&B 系のラジオ番組が減少し、当時勢いが出てきた Smooth Jazz 系の放送局へとシフトしていった。これには Bobby Caldwell が「Real Thing」や「All or Nothing at All」(いずれもアルバム「Heart of Mine」の収録曲)のようにあまり知られていないがプログラマーのプレイリストによく載せられるシングル曲や「What You Won't Do for Love」のイメージにより、しばしば Smooth Jazz のミュージシャンとして捉えられていたことも影響した。

▼「Heart of Mine」5thアルバム
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▼「Stuck on You」6thアルバム
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▼「Where Is Love」7thアルバム
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■ 8thアルバム「Soul Survivor」- 10thアルバム「Come Rain or Come Shine」

1995年、他のアーティストの楽曲のカヴァーを主体とした8thアルバム「Soul Survivor」をリリースする。このアルバムにはオリジナル曲も3曲収録されていたが、その他の楽曲は Burt Bacharach の「Walk on By」や Marvin Gaye と Tammi Terrell の「Your Precious Love」のなどソウルのスタンダードナンバーに焦点を当てたアルバムとなっていた。

この後、Bobby Caldwell はビッグバンドだけでスタンダードとオリジナルのナンバーを歌うようになり、1996年の9thアルバム「Blue Condition」や、「Tomorrow」のようなビッグバンドのスタンダードナンバーを収録した1999年リリースの10thアルバム「Come Rain or Come Shine」を制作する。「Blue Condition」では、60人規模のストリングスセクションと20人規模のジャズバンドが Frank Sinatra や Nat King Cole、Bobby Darin といった大物ミュージシャンが使用した Capitol Records の同じスタジオに集まってライブ演奏を行い、リアルタイムでレコーディングが行われた。この時、Bobby Caldwell の「I Get a Kick Out of You」は Adult Contemporary系ラジオ局で全米に放送された。

▼「Soul Survivor」8thアルバム
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▼「Blue Condition」9thアルバム
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▼「Come Rain or Come Shine」10thアルバム
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■ 11thアルバム「Perfect Island Nights」

2005年、11thアルバムとなる「Perfect Island Nights」をリリースする。このアルバムは1993年以降においてほとんどの楽曲をオリジナルのスタジオ収録曲で構成した最初のアルバムとなった。アルバムには Bobby Caldwell のコンピレーションアルバム第2弾となる2001年リリースのベストアルバム「Time and Again: The Anthology Part 2」の収録曲「Rain」のニューヴァージョンを収録しており、他にも Phil Perry の「Perfect Island Night」や「Where Is the Love」、「Our Day Will Come」などがオリジナルとは異なるカヴァーヴァージョンとして収録されている。特に「Where Is the Love」は Deniece Williams とのデュエット曲となっている。またゲストプレイヤーとしてサキソフォン奏者の George Shelby とパーカッション奏者の Russ Miller が参加している。

2007年には自身のレーベルである Starmine Records から初のライヴアルバムとなる「Bobby Caldwell Live at The Blue Note Tokyo」をリリースする。

▼「Perfect Island Nights」11thアルバム
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■ 13thアルバム「House of Cards」以降

2012年、エレクトリックミキシングな全曲オリジナルの新曲による13thアルバム「House of Cards」を Starmine Records からリリースする。最初にシングルリリースされた「What About Me」はクラシカルな Bobby Caldwell の声が使用されている。アルバム制作には Dave Koz、Andrew Neu、David Horgan などのミュージシャンが参加しており、Bobby Caldwell 自身もギターやベースを演奏している。このようにこのアルバムでは長年シンガーソングライターとして培ってきた様々な音楽的な才能を垣間見ることができる。

2014年、17人編成のビッグバンドをスタンダードとした自身のクラシックナンバーでもある「What You Won't Do For Love」のニューアレンジヴァージョンを含む14thアルバム「After Dark」をリリースする。

2015年、Jack Splashとのコラボレートによる15thアルバム「Cool Uncle」をリリースするなど、現在も精力的に音楽活動を継続している。

(出典:「Bobby Caldwell」(8 December 2015 04:29 UTC) 『Wikipedia英語版』他)

▼「House of Cards」13thアルバム
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▼「After Dark」14thアルバム
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▼「Cool Uncle」15thアルバム
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Bobby Caldwell は、日本でもその楽曲が CM 曲や映画音楽として使用されるなど比較的馴染みの深いミュージシャンである。1984年にリリースされた4thアルバム「August Moon」が日本限定盤であったことを見ても、当時の日本における人気が本人にとっても特別であったことが窺える。

Bobby Caldwell の作品(他のミュージシャンへの提供曲を含む。)で代表的なタイアップ曲には、1990年代に放映されたパーラメント(タバコの銘柄)のCM曲「Heart of Mine」、東宝映画「竹取物語」(1987年上映、主演:沢口靖子)のテーマ曲「Stay with Me」などがあり、Bobby Caldwell という名前を知らなくてもその曲なら聴いたことがあるという方も多いのではないだろうか。

なお、日本では「Mr.AOR」とも呼ばれることもあるが、日本におけるAORは「Adult Oriented Rock」を指すことが多く、本国アメリカにおいては一般的に「Adult Contemporary」や「Yacht Rock」と呼ばれるジャンルを指している。1992年にはこうした人気も手伝って第34回日本レコード大賞のポップス・ロック部門で外国アーティスト賞を獲得している。

そのBobby Caldwell の最大の魅力は、何と言ってもその個性的な歌声にあると言えるだろう。

硬質で透明感溢れるハイトーンなクリスタルヴォイスが特徴的で、その歌声にマッチするメロディアスでドラマティックな楽曲が多く、洗練されたいわゆるアーバンシティポップの旗手として、また AOR を代表するヴォーカリストとしても知られている。

一方、Bobby Caldwell といえば個性的なアルバムジャケットでも知られており、自身のポートレートを使用せず、一貫して幻想的なシルエットによるアートワークを使用し続けている。そのアートワークと歌声が実にマッチしてクールなイメージを演出しているのに加えて、素顔を確認できる場面が意外に少ないことから、個人的には Bobby Caldwell というとミステリアスなイメージが漂う異色のシンガーソングライターという印象が強い。なお、実際の容姿は写真で見るとおり歌声そのままにクールでスマートななかなかのイケメンである。

▼ Bobby Caldwell
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そんな Bobby Caldwell の数あるアルバムの中でもこれだけは押さえておきたいというアルバムが「Bobby Caldwell」と「Heart of Mine」である。

「Bobby Caldwell」は、まさに Bobby Caldwell をいきなりスターダムに押し上げた記念すべきセルフタイトルのデビューアルバムである。一方「Heart of Mine」は、最も勢いのあった活動中期を代表するアルバムで、収録曲にはベストアルバムに必ず収録される Bobby Caldwell の代表曲が数多くラインアップされており、特に AOR の名盤として日本でもファンの多い Bobby Caldwell の代表作である。

このうち今回紹介する「Bobby Caldwell」は、1stアルバムということもあって洗練されたサウンドの「Heart of Mine」に比べると荒削りな感は否めないが、その分素朴で温かみのあるポップミュージックが主体の、非常に聴き心地の良いアルバムとなっている。また、その歌声も若々しく、全体に1stアルバムに賭ける意気込みが伝わってくる力強いサウンドで、デビュー作という位置付けに相応しいなかなか密度の濃い作品ともなっている。

中でも冒頭の「Special To Me」は、その後の Bobby Caldwell の楽曲の方向性を示したキャッチーでメロディアスなヘヴィーチューンで、Bobby Caldwell 初期の代表曲にして AOR の名曲としても知られる楽曲である。どうしても「What You Won't Do For Love」(風のシルエット)に注目が集まりがちであるが、個人的にはこの「Special To Me」が一番お気に入りの楽曲だ。

また、「Come To Me」も Bobby Caldwell の初期を代表するラブバラッドであり、非常にメロウでスィートな楽曲である。

「Heart of Mine」はベテランの域に達した Bobby Caldwell がアレンジ面を含めその持てるテクニックを駆使してヒットを狙ってきた完成度の極めて高いアルバムという印象が強いが、「Bobby Caldwell」はその原点と言えるアルバムであるとともに、その後の Bobby Caldwell の活躍を大いに予感させる珠玉の POP アルバムである。 今回は Bobby Caldwell を語る上で外せない一枚として紹介させていただいた。

ただ、現在もリリースされているこのアルバムの邦題が「イヴニング・スキャンダル」というのはどうしても解せない。いいかげん洋楽アルバムにこういう雰囲気だけの邦題を付けるのは止めてもらいたいものである。

▼ Bobby Caldwell
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■ アルバムリリースノート
1978年発表のデビュー盤。S・ワンダーに近い、渋く深みのある歌声と哀愁を帯びたメロディが美しい。当時流行したカフェ・バー・ミュージックを代表するような、やや情感の強い AOR。- CDジャーナル

本作は、1978年発表のデビュー作にして、不朽の名作ともいえる AOR の名盤。- Amazon

▼ Bobby Caldwell
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*この記事は、クリエイティブ・コモンズ・表示・継承ライセンス3.0のもとで公表されたWikipediaの項目「Bobby Caldwell」を素材として二次利用しています。


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Author:香山蔵之介
名古屋音楽堂本舗の店主香山蔵之介による音楽講評です。
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