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2020-05

山下達郎 「COME ALONG Ⅱ」

j0001■ アルバムデータ
タイトル:COME ALONG Ⅱ
アーティスト:山下達郎
リリース:1984年3月5日
レーベル:AIR/RVC

アルバム総評価:100 
crown01《名音堂 Gold Disc 認定》


■ 曲目リスト
  №  曲          名評     価
01  FUNKY FLUSHIN’  ★★★★★  
02  Silent Screamer★★★★★
03  永遠のFULL MOON   ★★★★★
04  LOVE TALKIN’★★★★★
05  夜の翼★★★★★
06  あまく危険な香り★★★★★
07  SPARKLE★★★★★
08  LOVELAND,ISLAND          ★★★★★
09  Ride On Time★★★★★
10  いつか★★★★★
11  YOUR EYES★★★★★


■ 講評
山下達郎(1953年2月4日生)は、日本のシンガーソングライター、ミュージシャンである。株式会社スマイルカンパニー所属。

今回は、山下達郎 のアルバムの中でも最も気に入っているアルバム「COME ALONG Ⅱ」を紹介したい。

アルバム「COME ALONG Ⅱ」は、山下達郎 が RCA / AIR 所属時代にリリースしたスタジオアルバムのうち1979年の4thアルバム「MOONGLOW」から1982年の6thアルバム「FOR YOU」までの作品から選曲された計11曲により構成されたベスト・アルバムであり、「COME ALONG」の続編という位置付けとなっている。

ただし残念ながらアルバム「COME ALONG Ⅱ」は、本人非公認のアルバムとのことであり、非公認の理由は、本人が監修に関わっていないことによるためとどこかで聞いた覚えがあるが定かではない。

なお、RCA / AIR レーベル在籍時唯一の公認ベスト・アルバムは、本人監修により1982年7月21日にリリースされた「GREATEST HITS! OF TATSURO YAMASHITA」となっている。

ちなみに、1980年3月21日に発売された「COME ALONG」もベストアルバムではあるが、当時カセットのみでの発売であったこと、また2002年に公認盤として CD 化されたが非売品であったことから、公認ベスト・アルバムと言う位置付けではないようである。



アルバム「COME ALONG Ⅱ」は、山下達郎 のアルバムの中でも特に夏をイメージさせる定番のアルバムとして知られている。もちろん今でも夏の海へのドライブには欠かせないアイテムの一つとなっている達郎ファンも少なくないだろう。

80・90年代当時はカセットテープに録音して、テープが擦り切れるぐらいカーステレオで繰り返し聴いたものであり、まさに青春時代の夏の想い出の香りがするアルバムである。

また、当時売れっ子であったイラストレーター 鈴木英人 によるアルバムジャケットも、このアルバムが夏を感じさせる大きな要素となっている。

ノンストップアルバムで曲と曲の間奏を DJ のナレーションが繋いでいるところも、当時としては非常に斬新であり、とにかく選曲、編集とすべて面において非の打ちどころがない完璧なベスト・アルバムと言っていいのではないだろうか。

その楽曲構成も実に独特である。

前半(レコードの A 面)が「Night Side」、「SPARKLE」から後半(レコードの B 面)が「Day Side」となっており、ナレーションはかの DJ.小林克也 氏が担当している。

後半の「LOVELAND,ISLANDS」あたりからは、DJ.Kamasami Kong(カマサミ・コング)も参加しているが、レコードならではの A・B 両面別構成というのは、CD 全盛の今となっては実に懐かしい企画である。

▼ DJ.小林克也氏
画像



それにしても 小林克也 氏の DJ は、いつ聞いても本当に素晴らしい。まさに匠の技である。

インターネットのない時代から 小林克也 氏の洋楽に関する知識には桁外れに凄いものがあったが、特にテレビ朝日の深夜番組「ベストヒット USA」における音楽知識に裏付けされた名 VJ ぶりは今でも伝説になっている。

我が地元名古屋の ZIP-FM でも以前4時間以上の長時間生放送番組「ZIP HOT 100」の DJ を長年担当されていたが、その音楽の知識と音楽にかける情熱には、毎回感心させられたものである。

もちろん、このアルバムにおいても若き日の DJ 小林克也 氏のスーパーナレーションがアクセル全開で展開されている。

楽曲は、いきなり冒頭からキラーチューンの「FUNKY FLUSHIN'」で超盛り上がり、その勢いのままトリの「YOUR EYES」まで「Night Side」と「Day Side」をあっという間に駆け抜ける非常にダンサブルで乗りの良いアルバムである。

このアルバム構成の中で聴く「RIDE ON TIME」も、単体で聴くのとはまるで別物のように感動的であり、最後の「YOUR EYES」に至っては、曲を紹介する 小林克也 氏のナレーションに思わず目頭が熱くなるほどだ。

▼「LOVELAND,ISLAND」
画像


▼「RIDE ON TIME」
画像



アルバム「COME ALONG Ⅱ」は、映画を観るようなドラマチックな楽曲展開に感動すら覚える珠玉の名ベスト・アルバムである。この感動は実際に聴いてみないとなかなか伝わらないかもしれないが…。

まだ「COME ALONG Ⅱ」を聴いたことがないのなら、この夏にでもぜひ聴いてほしい。きっと気に入ること請け合いだ。

*この記事は、クリエイティブ・コモンズ・表示・継承ライセンス3.0のもとで公表された Wikipedia の項目「山下達郎」を素材として二次利用しています。


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Author:香山蔵之介
名古屋音楽堂本舗の店主香山蔵之介による音楽講評です。
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