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2020-05

ねこね、こねこね。 「たのしい、わくわく、する音楽。」

j0181■ アルバムデータ
タイトル:たのしい、わくわく、する音楽。
アーティスト:ねこね、こねこね。
リリース:2015年6月17日
レーベル:No Big Deal Records

アルバム総評価:93


■ 曲目リスト
  №  曲          名評      価
01  ねこは何でも知っている  ★★★★★  
02  すうじの唄★★★★☆
03  タイヤの恐竜★★★★★
04  ほいほいほい★★★★☆
05  四半世紀カルテット★★★★★
06  いろのものがたり(Acoustic Ver)          ★★★★★


■ 講評
今回紹介するアルバム「たのしい、わくわく、する音楽。」は、ねこね、こねこね。が2015年6月17日にインディーズレーベルである No Big Deal Records からリリースした1stオリジナルミニアルバムである。バンドとしては初の全国流通盤となる。

ねこね、こねこね。は東京の大学で出会ったメンバーたちによって結成された男女4人組のギターロックバンドであり、本作は2014年に大学の卒業記念として制作し、ライブ会場限定で販売されていた初期作品にリマスタリングを施した作品で、全6曲を収録している。

▼「たのしい、わくわく、する音楽。」
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▼「たのしい、わくわく、する音楽。」店舗限定版
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作詞・作曲は、むらまつえりか(Vo/Gt)が、編曲は、かみずるりょう(Gt/Cho)が手掛けている。

また、アルバムリリースに合わせてリード曲である「四半世紀カルテット」のミュージックビデオも公開され、バンド名になぞらえ、巨大な「猫転送装置(ネット上で話題)」の中での演奏シーンと、白と赤のスタイリッシュでかわいいアニメーションが見所として話題となっている。

「ねこね、こねこね。」という個性的なバンド名は、結成時に男性メンバーであるかみずるりょう(Gt/Cho)とてらかどだいすけ(Ba/Cho)により考えられたもので、本格的にバンドをやったときにも使えるものでかつボーカルが好きなものをコンセプトに、むらまつえりか(Vo/Gt)が好きな「猫」と「蕎麦」から、“こねる”に猫を足して「ねこをこねる……ねこね、こねこね。」みたいに言葉遊びをして決定されたということである。

最初は蕎麦と猫というだけでそれほど深く意味は考えておらず、ただ単に好きなもので固めたという意外にシンプルな理由によるネーミングであるが、女性メンバーのむらまつえりか(Vo/Gt)とたけうちみやこ(Dr/Cho)も単に「かわいい名前だね」ぐらいにしか思っておらず、もともとは1年に1回の学園祭に向けて組んだコピーバンドだったため、バンド名についてはあまり深くは考えていなかったとのことである。

▼ ねこね、こねこね。
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ねこね、こねこね。は2010年にコピーバンドとして結成、2013年からオリジナルバンドとして活動を開始した4人組のバンドである。

メンバーは、むらまつえりか(Vo/Gt)、かみずるりょう(Gt/Cho)、てらかどだいすけ(Ba/Cho)、たけうちみやこ(Dr/Cho)の男性2名、女性2名という構成である。

「優しく遊び心のある日本語詞とゆるふわキャッチーな美メロ、コーラスが哀愁を呼ぶ新感覚ギター・ロック・バンド」というキャッチコピーで全国展開中の期待の新生バンドである。

▼ ねこね、こねこね。
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2010年、どうしてもバンドをやりたかったてらかどだいすけ(Ba/Cho)が大学で同じクラスのかみずるりょう(Gt/Cho)と残りのメンバーを探していたところ、同学部のむらまつえりか(Vo/Gt)とたけうちみやこ(Dr/Cho)に出逢い、年に一度の学祭のためにコピーバンドとして結成し、年に一度ほどのペースで活動。

2013年、むらまつがバンドとは関係なく卒業制作のアニメーション用に曲を作り、それをきっかけにオリジナルバンドとして活動を始める。

2013年9月、100枚限定 1st Demo(2曲入り)を発売し、完売。夢はみんなのうたなロックでキュートな猫ポップバンド。

2015年6月17日にバンド初の全国流通盤となる「たのしい、わくわく、する音楽。」をリリース。この作品は2014年に大学の卒業記念として制作し、ライブ会場限定で販売されていた初期作品にリマスタリングを施した作品となる。

▼ ねこね、こねこね。
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■ メンバー

◆むらまつ えりか(Vocal & Guitar)(写真:中央右)
2月22日ねこの日生まれ、アメリカ+日本育ち。

◆かみずる りょう(Guitar)(写真:右)
12月3日、鹿児島生まれ。

◆てらかど だいすけ(Bass)(写真:左)
3月31日生まれ。茨城県出身。3歳から現在までピアノ弾きでもある。

◆たけうち みやこ(Drums)(写真:中央左)
11月5日、福岡生まれ横浜育ち。

▼ ねこね、こねこね。のメンバー
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ねこね、こねこね。これでもれっきとしたバンド名である。

「『ねこ』ね、『こねこ』ね。」か「『ねこ』ね、こねこね」か、どっちなのだろう。それともどちらでもないのだろうか。と思っていたらどうやら後者が正式な表現らしい。さすがに句読点はウケ狙いだと思うが・・・。

最近変わったネーミングのバンドが多いが、ここまで来ると驚きを通り越して何か清々しささえ感じてしまう。

ただ CD ショップで「ねこね、こねこね。のCDって置いてありますか。」と聞くのも何となく気恥ずかしい。おまけに噛んでしまいそうで言いづらいことこの上ない。

そんな個性的なバンド名のねこね、こねこね。であるが、これまたオリジナリティー溢れる独自の音楽を展開している。

アルバムはいきなり冒頭から、バンド名よろしく「猫は何でも知っている」という猫の生活を描いた歌詞も印象的な楽曲で始まる。

内容は至ってシンプルで猫目線で描いたキャッチーなポップミュージックであるが、メンバーの猫愛が伝わってくる名刺代わりとしては異色の楽曲となっている。

この他にも爽やかなギターのリフレインとともに1から10までの数を数える「すうじの唄」や絵本の「あおくんときいろちゃん」を彷彿とさせる青色と黄色を交錯をテーマにした「いろのものがたり」など NHKの「みんなの歌」で流れるようなユニークでポップな楽曲が並び、その非常にコミカルでやさしい歌詞は、絵本の読み聞かせのようにどことなく懐かしくてセンチメンタルな記憶を呼び起こす。

ただここまでユーモアと遊び心満載の歌を披露されると、普通なら「本当は歌詞にすごいメッセージが隠されている啓蒙ソングなのではないか。」と勘ぐってしまいたくなるのだが、ねこね。こねこね。に限ってはそんな邪推は無用のようだ。

むらまつえりかのヴォーカルは、子どものように無邪気で飾り気がなく、「もっと純粋な心で素直に音楽を楽しんだら?」と諭すような無垢な魅力が伝わってくる。

その一方でバンドのサウンドは、ねこね、こねこね。というバンド名からは想像できないほど「ロックでキュートなセンチメンタルポップバンド」として切れのあるギターワークを展開し、バンドとしての力量を感じさせる充実した音を響かせている。

そんなバンドの力量を一番感じることができるのが、アルバムリード曲である「四半世紀カルテット」である。

「四半世紀カルテット」は、他の収録曲にはないリアルな歌詞にソリッドな演奏が加わり、アルバムの中でも異彩を放つバンドサウンドらしい聴きごたえのあるアッパーチューンである。

アルバム全体としては「たのしい、わくわく、する音楽。」というタイトルどおり歌と演奏が絶妙に調和して何とも言えないほのぼのとした心地良さを醸し出しており、楽しく聴くことができるポップテイストなミニアルバムとなっている。

ねこね、こねこね。・・・意外に結構ハマるバンドかもしれない。

今後が楽しみなバンドである。

▼ ねこね、こねこね。
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■ アルバムリリースノート
ロックでキュートな猫ポップを奏でる男女混合4人組バンド、ねこね、こねこね。のデビュー・ミニ・アルバム。ユーモア満載、優しく遊び心のある日本語詞とゆるふわキャッチーな美メロ、コーラスが哀愁を呼ぶ“みんなのうた mets ギターロック”。- Amazon

▼ ねこね、こねこね。
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■ Music Video「『たのしい、わくわく、する音楽。』ダイジェスト・トレーラー」




■ Music Video「四半世紀カルテット」




*これらの動画で使用されている音源は、動画をYoutubeにアップロードした No Big Deal Record が自ら制作したものであり、個人が収入(広告収入を含む)を得ずに運営するサイトへの貼り付けが許諾された音源です。


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Author:香山蔵之介
名古屋音楽堂本舗の店主香山蔵之介による音楽講評です。
Life is music. Music is life.
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