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2020-05

EMI MARIA 「EUPHORIA」

j0177■ アルバムデータ
タイトル:EUPHORIA
アーティスト:EMI MARIA
リリース:2015年5月20日
レーベル:Village Again/KSR

アルバム総評価:91


■ 曲目リスト
  №  曲          名評      価
01  ONE OF THEM  ★★★★★  
02  I AM WATER★★★★★
03  91 feat. SEEDA★★★★★
04  SLEEP NO MORE★★★★☆
05  #Perf #Girls #Love #Selfie(perfect girls)          ★★★★★
06  TOKYO★★★★★
07  この街で出逢って★★★★★
08  ISLAND GIRL★★★★☆
09  GIRL LIKE GANGSTA★★★★★
10  IN YOUR T-SHIRT★★★★☆
11  BABY HALO★★★☆☆
12  ANGELS★★★★★
13  TONIGHT★★★★☆


■ 講評
今回紹介するアルバム「EUPHORIA」は、日本の女性シンガーソングライターである EMI MARIA が2015年5月20日に Village Again / KSR からリリースしたメジャー4thオリジナルフルアルバムである。

2014年2月5日にリリースした前作となる3rdオリジナルフルアルバム「In My World」以来1年3か月ぶりのリリースとなる。

本作には夫である SEEDA をフィーチャーした先行シングル「91」や4月22日に配信された「#Perf #Girls #Love #Selfie(perfect girls)」など計13曲を収録している。

▼「91 (feat. SEEDA)」
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▼「#Perf #Girls #Love #Selfie (perfect girls)」配信限定
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かねてより独創的な R&B ワールドで魅了してきた EMI MARIA だが、今回は R&B、ソウル、レゲエ、ダブステップ、アンビエントといった様々なテイストを取り入れたトラックと、彼女の歌声の融合を存分に味わえる聴きごたえある R&B/Hip-Hop アルバムに仕上がっており、EMI MARIA の深遠なオリジナリティを窺い知るには打って付けの内容となっている。

一聴して心奪われる独特の世界観を持つ EMI MARIA の魅力を存分に堪能できる作品に仕上がっている。

ちなみに「EUPHORIA」という言葉は、「多幸感」、「幸福感」という意味を持っているが、EMI MARIA は今回のアルバムリリースに際してオフィシャルブログで「音楽を作れるだけでわたしは本当に幸せなのに、かわいい息子も居るし、大好きな旦那さんもいるし、居心地のいい家もあって、最高な親友もいて、それなのに、、、さらにわたしの音楽を聴きたいって言ってくれる人もいる。どんだけ幸せなんだよって毎日思ってる。」と語っており、そうした日々への感謝の気持ちが込められたタイトルであることも窺える。

▼ EMI MARIA
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EMI MARIA(えみ まりあ、1987年6月9日生)は日本の女性シンガーソングライターである。既婚で夫はラッパーの SEEDA である。

声域は7オクターブといわれ、歌唱は自分らしさを大切にし、感情の入った歌い方を心がけているということで、楽曲はリズムやビートから先に決めて後からメロディを乗せるという邦楽には珍しい楽曲制作をしている。

同じ手順で制作すると同じような曲ができるため、違う順番で制作することもあり、トラック作りは、自分にしか浮かばないメロディや音を大事にしたいということで、歌詞は自分が感じたことをそのまま書くことを心がけていると語っている。

▼ EMI MARIA
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◆ 1987年-2005年:生い立ち

1987年6月9日、パプアニューギニアで生まれる。父はパプアニューギニア人、母は日本人。姉、兄、弟がいる。5歳までパプアニューギニアで過ごし、その後、神戸市に移住する。

6歳年の離れた姉の影響でR&Bを聴く。Janet Jackson、Michael Jackson、K-Ci & JoJo から聴き始め、小学生のときは SPEED、安室奈美恵、中学生のときは Destiny's Child などを聴いていた。

中学生から歌詞を書き始め、高校生になる頃には作詞作曲に加え、機材を購入して楽曲制作に没頭する。

MTV のオーディション「スターツアー」の二次審査で東京に行ったとき、そこに集まった人が自分で作曲をしているのを目の当たりにし自身も作曲に興味を持つ。オーディションでは歌手志望の友人と一緒に、テープレコーダーでマーヤの曲を流し、その上に自分の歌の乗せたテープを送る。二次審査で落選してからプロを目指すようになる。

▼ EMI MARIA
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◆ 2005年-2008年:初期のキャリア

2005年、18歳で DJ NAOtheLAIZA や BachLogic と出会い関西でのライブ活動を開始する。

神戸のクラブのライブで WOLF PACK のフィーチャリングで参加したときに Bach Logic aka BL に声をかけられ SEEDA の曲のバックコーラスを依頼される。その場で快諾、「花と雨」という楽曲のフィーチャリングアーティストとして参加する。その他、般若の楽曲にボーカルとして参加する機会を得る。

2007年に自主レーベルFMMPよりミニアルバム「Between the Music」を発表する。

2008年に発売したデビューシングル「I gotta-Summer Kiss-(KSR)」がiTunesシングル・オブ・ザ・ウィークに選ばれる。
2008年11月に発売したデビューフルアルバム「A Ballad Of My Own(KSR)」が2008年 R&B/ソウルアルバムチャート総合1位を獲得し、3ヶ月にわたりトップ3に入り続ける。

2008年11月、アメリカのR&Bグループ K-Ci & JoJo の日本公演ライブのフロントアクトを務める。

▼ EMI MARIA
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◆ 2009年-現在:メジャーデビュー

2009年10月7日、ビクターエンタテインメントより配信限定シングル「One Way Love」でメジャーデビューを果たす。着うた週間チャート4位、着うたフル週間チャート14位、iTunes総合週間チャート9位(R&B/SOULチャート2位)など様々なチャートで好成績を残す。

2010年2月17日、メジャー初のシングル盤「Show Me Your Love」を発売。
2010年3月3日、メジャー1枚目のアルバム「CONTRAST」を発売。2010年3月15日付オリコン週間CDアルバムランキング第50位を記録。
2010年11月17日、1stミニアルバム「cross over」をリリース。2010年11月29日付オリコン週間CDアルバムランキング第166位を記録。

2011年3月9日、2ndフルアルバム「BLUE BIRD」をリリース。2011年3月9日付オリコン週間CDアルバムランキング第151位を記録。

2012年4月7日、ラッパーのSEEDAが自身のブログにて彼女との結婚と妊娠を発表。同年8月30日に男児を出産。

2014年2月5日、3ndフルアルバム「In My World」をリリース。2014年02月17日付オリコン週間CDアルバムランキング第296位を記録。

2015年5月20日、4thフルアルバム「EUPHORIA」をリリース。

(出典:「EMI MARIA」(2014年2月9日 12:16 (UTC))『Wikipedia日本語版』)

▼ EMI MARIA
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今回、運よくなかなか骨太な Japanese R&B/Hip-Hop サウンドを聴く機会を得た。

それが EMI MARIA のアルバム「EUPHORIA」である。

これほど個性に溢れてインパクトがある女性ヴォーカルの R&B/Hip-Hop 系アルバムを聴いたのは Double のアルバム以来であろうか。

「EMI MARIA の最高傑作といえる一枚」という強気のキャッチフレーズに違わない、実に聴きごたえのある本格的な R&B/Hip-Hop アルバムである。

まずインパクトを受けたのが、アルバム全体からそこはかとなく漂う絶妙な「気だるさ」である。

この「気だるさ」は、最近のカラオケライクに綺麗に歌い上げるアゲアゲ系 R&B/Hip-Hop 女性シンガーには決して出すことはできない「エグ味」や「渋味」と呼べるもので、この「旨味」こそが R&B/Hip-Hop になくてはならない「ソウルフル」というエレメントなのである。

EMI MARIA は、この「旨味」を出すことができる数少ない女性 R&B/Hip-Hop 系ヴォーカリストの一人と言えるだろう。

そしてもう一つのインパクトが、彼女の楽曲の持つ「グルーヴ感」である。

このグルーヴ感は、EMI MARIA のリズムやビートから先に決めて後からメロディを乗せるという楽曲の制作手法によるところも大きいと感じるが、思わず楽曲に身を委ねてしまいたくなるような陶酔感を感じさせる独特のグルーヴ感である。

そんなインパクトあるアルバムの中でも、特にこのグルーヴ感を実感させるのが、「ONE OF THEM」と「91 (feat. Seeda)」の2曲である。このグルーヴ感は他の女性 R&B/Hip-Hop 系ヴォーカリストではなかなか出すことが難しいだろう。

そうかと思えば「#Perf #Girls #Love #Selfie」や「TOKYO」のようなキャッチーでリズミックな R&B も披露してくれるところが EMI MARIA の心憎い演出である。

アルバム全体が非常にメロディアスで上質な R&B/Hip-Hop サウンドで満たされているといった印象で、その収録曲も、R&B のみに収まらず、エクスペリメンタル、ダブステップ、ソウル、レゲエなど、非常に変化に富んでいる。

EMI MARIA 独特の癖のあるサウンドながら、コアな R&B/Hip-Hop ファンのみならず幅広い音楽ファンに受け入れられるような、大変聴きやすく魅力溢れるグルーヴィーな R&B/Hip-Hop アルバムと言えるだろう。

自信を持って「EMI MARIA の最高傑作といえる一枚」と言えるアルバムだ。

▼ EMI MARIA
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■ アルバムリリースノート
EMI MARIA 2015年を代表する傑作を完成!
”事件”といえる一枚がこのアルバムです!

先行配信されている Seeda との”91”も好調な EMI MARIA の最高傑作といえる一枚が完成しました!聴いてもらえればわかる通り、他の追随を許さない独創的でありながら歌の”力”そして”説得力”に満ちた一枚になりました!!
R&B のみに収まらず、エクスペリメンタル、ダブステップ、ソウル、レゲエなど、新たな EMI MARIA、そして新しいサウンドの完成です!!- Amazon

EMI MARIA が待望のアルバムをリリース。R&Bのみに収まらず、エクスペリメンタル、ダブステップ、ソウル、レゲエなど 新たなEMI MARIA、そして新しいサウンドの完成!- Amazon

▼ EMI MARIA
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■ Music Video「I AM WATER」




■ Music Video「ONE OF THEM (SHORT MV)」




■ Music Video「91 (feat. SEEDA)」




■ Music Video「#PERF #GIRLS #LOVE #SELFIE (ART TRACK VIDEO)」




*これらの動画で使用されている音源は、動画をYoutubeにアップロードした EMI MARIA が自ら制作したものであり、個人が収入(広告収入を含む)を得ずに運営するサイトへの貼り付けが許諾された音源です。

*この記事は、クリエイティブ・コモンズ・表示・継承ライセンス3.0のもとで公表されたWikipediaの項目「EMI MARIA」を素材として二次利用しています。


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Author:香山蔵之介
名古屋音楽堂本舗の店主香山蔵之介による音楽講評です。
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