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2020-05

Official髭男dism 「ラブとピースは君の中」

j0168■ アルバムデータ
タイトル:ラブとピースは君の中
アーティスト:Official髭男dism
リリース:2015年4月22日
レーベル:Lastrum

アルバム総評価:90


■ 曲目リスト
  №  曲          名評     価
01  Sweet Tweet  ★★★★★  
02  恋の前ならえ★★★★★
03  夕暮れ沿い★★★★☆
04  雪急く朝が来る★★★★★
05  始発が導く幸福論          ★★★★★
06  愛なんだが…★★★★☆
07  parade★★★☆☆
08  ダーリン。★★★★★


■ 講評
今回紹介するアルバム「ラブとピースは君の中」は、Official髭男dism が2015年4月22日に Lastrum からリリースしたデビューミニアルバムである。全8曲を収録。

Official髭男dism は2012年6月に結成、山陰を中心に活動しており、昨年3月に行われた V-air-(エフエム山陰)主催「第8回アマチュアバンドコンテスト2013あまばん」にてグランプリを受賞した注目のバンドであり、今回のミニアルバムが初の全国展開盤となる。

また本作は、全国の TOWER RECORDS スタッフの選ぶプッシュアイテム「タワレコメン」2015年4月に選出されている。

リリース後第1週の2015年05月04日付オリコン週間 CD アルバムランキングで第299位を記録している。

▼ Official髭男dism
画像




Official髭男dism(オフィシャルヒゲダンディズム)は、2012年6月7日に結成された4ピースのバンドである。

山陰を中心に活動を開始する。

メンバーは島根大学の学生及び卒業生と、松江高専の学生で結成されており平均年齢は 22 歳と非常に若々しいバンドである。

バンド名の字面から、コミックバンドに間違えられることもあるが「ポップで親しみやすい音楽」をコンセプトにしている。

またこのバンド名には、Berry Gordy, Jr. が設立したデトロイト発祥のレーベル、Motown Records のミュージシャン達が髭の似合うミュージシャンが多く、ヴォーカルの藤原の憧れと、髭の似合う歳になっても誰もがワクワクするような音楽をこのメンバーでずっと続けて行きたいという意思が込められているとのことである。

ちなみにメンバーは一人も髭をはやしていない。愛称は髭男(ヒゲダン)。

2014年3月に行われた V-air-(エフエム山陰)主催の「第8回アマチュアバンドコンテスト2013あまばん」にて、楽曲「愛なんだが…」で見事グランプリ受賞。

同年10月には大阪 FM802 が主催する日本最大級のショーケース・ライブ・フェスティバルであるライブハウス・サーキット「MINAMI WHEEL 2014」へ参戦。盛況を呼んだ。

島根大学学園祭にて「ケラケラ」のオープニングアクトを務めるなど、山陰に根付きながらも全国に積極的な活動を展開している。

(出典:「Official髭男dism official web site」)

▼ Official髭男dism
画像




■ メンバー

◆藤原聡(Vocal&Keyboard)(写真:中央右)
◆小笹大輔(Guitar&Chorus)(写真:中央左)
◆楢崎誠(Bass&Chorus)(写真:左)
◆松浦匡希(Drums&Chorus)(写真:右)

▼ Official髭男dism のメンバー
画像




近年、関西圏のインディーズバンドの勢いに注目が集まっている中で、バンドの空白地帯とおぼしき山陰地方を中心とした活動から全国展開を果たした島根大学と松江高専の出身者で構成される異色のローカルポップバンドが、今回紹介する「Official髭男dism」である。

最近才能あるインディーズバンドが全国流通盤をリリースするたびに思うのだが、如何せんバンドの関する情報が少な過ぎるのである。残念ながら Official髭男dism もその例外ではない。

情報がものをいう今の時代にバンド自身の情報が少ないのは致命的である。せっかく応援しようにも情報が少なければ拡散のしようがないと思うのだが、SNS による口コミを意識したレーベル戦略なのであろうか。非常に歯がゆいばかりである。

それはさておき「Official髭男dism」というメンズエステサロンのような奇抜なバンド名が放つインパクトはかなり大きく、全国展開の際にも、まずはバンド名だけでも注目を集められそうであるが、一見覚えにくいこのネーミングが吉と出るか凶と出るかは、今後の彼らの活躍次第といったところだろうか。

個人的には「ヒゲダン」という愛称なんか親しみやくてカッコよく、意外に流行るかもしれないと思っていたのであるが、案の定、オフィシャルな愛称も「ヒゲダン」であった。みんな考えることは同じなのね…。

さて、髭男dism といいながらもメンバーの顔に髭はなく、むしろすっきりとした爽やかで好感度も高そうなルックスばかりである。

そうしたルックスの印象そのままに、バンドサウンドも非常に陽気でリズミックな爽やか系ポップで、聴き心地もなかなかグッドな感じである。

島根というのどかなで牧歌的な印象が強い土地柄のせいもあろうか、サウンドの根底にジェントルな柔らかさを感じさせるバンドでもある。

そんな Official髭男dism の1stミニアルバム「ラブとピースは君の中」には、非常にキャッチーで自然に足でリズムを取りたくなるようなライブ感覚溢れる陽気なポップスがラインアップされている。

サビの部分で変調する独特のメロディーラインが印象的であり、ヴォーカルである 藤原聡 の歌声の第一印象は、「陽気なスカシカオ」といった感じだ。なかなか期待できるサウンドを聴かせてくれるバンドではないだろうか。

中でも特に1曲目の「Sweet Tweet」とアルバムのリードチューンである2曲目の「恋の前ならえ」は、非常に聴き応えのある良質なポップナンバーである。

たまたま今朝、地元名古屋の ZIP FM で「恋の前ならえ」がオンエアーされていたが、この2曲ならシングルリリースしてもスマッシュヒット間違いなしというぐらい、実にキャッチーでヒット性も高いキラーチューンである。

いきなりアルバムの冒頭にこの2曲を持ってきたあたりに Official髭男dism の勝負師としての度胸が感じられ、なかなか興味深かった。

同時に勝負を焦りすぎて中盤から後半にかけてきついのではないかと思ったが、これまた秀逸曲である「ダーリン。」でしっかりアルバムのラストを押さえるあたり、よく練られた楽曲構成だと感心させられた。

ただ、アルバム全体を通して楽曲のトーンが一本調子という印象が強く、ライブサウンドを意識した編集のせいもあってかバンドテクニックの粗さが目立つところに、残念ながらバンド経験の浅さを露呈している印象を受けた。

ストリングスやホーンを取り入れた楽曲や、できれば中盤にスローバラッド曲を持ってきても、アルバムのレンジが拡がって深みが出たのではないかと素人ながら感じる次第である。

まだまだこれからのバンドであるが、Official髭男dism ならすごく素敵なバラッド曲を聴かせてくれるのではないだろうかと期待している。

5月には「Official髭男dism デビューミニアルバム『ラブとピースは君の中』リリース記念ミニライブ&サイン会」が全国数か所(愛知県、島根県、広島県、大阪府、東京都)で開催されるそうである。

ちなみに愛知県では2015年5月4日(月・祝)にタワーレコード名古屋パルコ店で午後2時スタートのこと。興味がある方はショップに確認の上出かけてみてはいかがであろうか。要注目のバンドである。

▼ Official髭男dism
※中央はシングルでコラボした島根県松江出身のシンガー・ソングライター山根万理奈
画像




■ アルバムリリースノート
髭は生えてちゃいないけど、、、ちょっぴり切ない歌詞と口ずさみたくなるメロディーはベリー・ゴーディ・ジュニアも真っ青か! ?2015年の活躍期待させる “セツナポップ" のルーキーは、山陰エリアから発信する人気急浮上中のグッドバイブス official 髭男 dism ! ! ! 愛称は" ヒゲダン"。- Amazon
※ベリー・ゴーディ・ジュニア(モータウン創立者)

▼ Official髭男dism
画像




■ Music Video「SWEET TWEET」




■ Music Video「恋の前ならえ」




*この動画で使用されている音源は、動画をYoutubeにアップロードした Officialhigedandism が自ら制作したものであり、個人が収入(広告収入を含む)を得ずに運営するサイトへの貼り付けが許諾された音源です。


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