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2020-05

Yun*chi 「アニ*ゆん~anime song cover~」

j0167■ アルバムデータ
タイトル:アニ*ゆん~anime song cover~
アーティスト:Yun*chi
リリース:2015年4月15日
レーベル:日本クラウン

アルバム総評価:80


■ 曲目リスト
  №  曲          名評     価
01  こいのうた  ★★★★★  
02  Catch You Catch Me★★★★★
03  おジャ魔女カーニバル!!          ★★★★☆
04  桜キッス★★★★★
05  天使のゆびきり★★★★☆
06  ビバナミダ★★★★☆
07  きみにとどけ★★★★★


■ 講評
今回紹介するアルバム「アニ*ゆん~anime song cover~」は、モデルでありシンガーでもある Yun*chi が2015年4月15日に日本クラウンからリリースした初のカヴァーアルバムである。

アニメ「ログ・ホライズン」の第1期ED「Your song*」、第2期ED「Wonderful Wonder World*」をリリースしたことにより、アニソンイベント、アニメ媒体からのオファーが急増している新世代POPアイコン Yun*chi が、お気に入りアニソンを自ら選曲してカヴァーしたアルバムである。

ネット世代クリエイターの代表格である「tofubeats」、アニメファンから大きな支持を受ける音楽制作集団「I've」の中沢伴行、☆Taku Takahashiが設立した音楽デザイン集団「Tachytelic(R)"」、ポップユニットSugar's Campaignの「Avec Avec(Takuma Hosokawa)」、ボカロシーンのスターとして登場し、アニメ主題歌も多数手掛けるYun*chiの盟友「kz(livetune)」、J-POP、アイドル、アニメ等ボーダレスに楽曲提供を行う「PandaBoY」、海外のDJやメディアから大きな注目を浴びている3人組トラックメイカーチーム「Pa's Lam System」といった、2010年代を代表する話題のプロデューサー陣を起用している。

クラブ系POPミュージックとアニソンの両方に軸足を置く Yun*chi だからこそできるアニクラ系サウンドでカヴァーした本作は、他のアニソンカヴァーアルバムとは一線を画す内容となっており、2015年4月27日付 Oricon 週間CDアルバムランキングで第82位を記録している。

なお、ジャケットイラストは、「おジャ魔女どれみ」、「ハートキャッチプリキュア! 」、「蟲師」等のアニメーターとして知られる馬越嘉彦氏が担当しており、馬越氏がアーティストのジャケットを手がけるのは今回が初めてということでも話題となったアルバムである。

(出典:「Yun*ch 公式ウェブサイト」他)

▼ Yun*chi
画像




■ 収録曲の詳細一覧(MVはオリジナル曲のもの)
  №  曲          名アニメタイトル・今回のプロデューサー  MV  
01  こいのうた「映画・たまこラブストーリー」
  produced by PandaBoY
youtube02
02  Catch You Catch Me「カードキャプターさくら」
  produced by Tomoyuki Nakazawa (I've)      
youtube02
03  おジャ魔女カーニバル!!   「おジャ魔女どれみ」
  produced by tofubeats
youtube02
04  桜キッス「桜蘭高校ホスト部」
  produced by Pa's Lam System
youtube02
05  天使のゆびきり「彼氏彼女の事情」
  produced by kz (livetune)
youtube02
06  ビバナミダ「スペース☆ダンディ」
  produced by Tachytelic(R)
youtube02
07  きみにとどけ「君に届け」
  produced by Avec Avec
  (from Sugar's Campaign)  
youtube02




Yun*chi(ユンチ、5月29日生)は、日本のモデル、歌手である。所属芸能事務所はアソビシステム、所属レコードレーベルはクラウンレコード。所属事務所の先輩にはきゃりーぱみゅぱみゅがいる。

2012年11月14日に日本クラウンからミニアルバム「Yun*chi」をリリースしメジャー・デビュー。

芸名を始め、リリースされたアルバム、シングルのタイトルすべてに「*(アスタリスク)」が入っている。

歌と踊りのスキルを伸ばすためにジャズダンスを15年続けており、大のアニメ・漫画好きでも知られている。

ちなみに自らがパーソナリティーを務めた埼玉の FM局 NACK5 の「Yun*chiのどれが*アリスク?」最終回において、ファンの名称を「ユンタリスタ」に決定している。

(出典:「Yun*chi」(2015年4月24日 08:43 (UTC))『Wikipedia日本語版』)

▼ Yun*chi
画像



幼少期より両親の影響でヴォーカリストになることに憧れ、日々の生活の中で音楽に触れて育つ。

印象的な声とキャラクターにも定評があり、デビュー前から livetune をはじめ様々なアーティストのコンピレーションアルバム等にボーカリストとして参加するようになる。

アーティスト活動と同じくJulieWatai の作品集「はーどうぇあ・がーるず」にはモデルとしても参加。その後も「ちんかめ」「VANQUISH VENUS」など様々なモデルを経験。

2012年11月14日リリースのメジャーデビューミニアルバム「Yun*chi」(オリコン週間CDランキング第221位)が「ミュージック・ジャケット大賞2013」において「大賞」を受賞。同アルバムのリード曲「Reverb*」は全国FMラジオ局パワープレイ30局を獲得する。

メジャーデビュー発表時に Yahoo! 急上昇アクセスランキング第2位(9/14)、同年ナタリー「2012年今年はこんな感じでした」人気の画像第1位、ニュース年間アクセスランキング第3位になるなど注目を浴びる。

2013年7月、ロンドンで開催された「HYPER JAPAN」に参加。そのパフォーマンスは、海外でも高く評価される。

2013年4月17日、2ndミニアルバム「Shake you*」(オリコン週間CDランキング第152位)をリリース。

2014年2月5日、1stオリジナルフルアルバム「Asterisk*」(オリコン週間CDランキング第65位)をリリース。

2014年7月2日、3rdミニアルバム「Starlight*」(オリコン週間CDランキング第143位)をリリース。

2015年4月15日、1stカヴァーアルバム「アニ*ゆん~anime song cover~」をリリース。

▼ Yun*chi
画像




近年のボーカロイドブームもあって数多くのアニメソングのカヴァーアルバムが様々なアレンジによりリリースされているが、そうしたアルバムの中でアニメソングが苦手という方にぜひお薦めしたいのが、今回紹介する Yun*chi のアルバム「アニ*ゆん~anime song cover~」である。

近年のアニメソングのカヴァーアルバムの特徴として、過度にエレクトリックな編集や過剰なリミックスを施したいわゆる「メガミックス系」が多く、ノンストップリミックスも含めできるだけ多くの曲を詰め込んだ「企画モノ系」アルバムも目立っていた。

また、無名のアーティストが多数参加するいわゆる「VA(Various Artists)」によるアルバムも少なくない状況にあった。

こうしたアルバムは、一見見栄えも良くお得のようではあるが、あくまで楽曲主体であるため、エレクトリックなアレンジが単調になりがちでリズム偏重で騒々しく、残念ながら最初の数曲でお腹一杯になって飽きてしまうものがほとんどである。

こうした傾向の中で、「アニ*ゆん~anime song cover~」は、シンガーである Yun*chi を主体として制作されたアルバムであり、カヴァーアルバムというよりは Yun*chi のオリジナルアルバム感覚で聴くことができる点で、他のアニメソングのカヴァーアルバムと大きく趣を異にしている。

このため、従来の Yun*chi のオリジナル曲と遜色ないクラブエレクトリックなアレンジが施されており、仮にアルバムタイトルが伏せられていたなら、恐らくアニメソングのカヴァーアルバムとは気が付かずに聴き入ってしまうほど上質なポップアルバムに仕上がっている。

また、収録曲の数が少ないこともこのアルバムの重要なポイントである。

ミニアルバム並みの全7曲と厳選された楽曲構成となっており、 Yun*chi 自らによる選曲についても、アルバムとしてのトータルバランスを考慮した相互に違和感のない選曲がされており、今注目のサウンドクリエーター陣をプロデューサーに迎えた非常に充実度の高いアルバムとなっている。

収録曲については、近年のアニメ主題曲を中心にアニソンフリークの間で「神曲」と言われている人気の高い楽曲が選曲されており、オリジナル曲のクオリティーの高さがそのままポップアルバムとしてのクオリティーの高さに繋がっている。その意味で非常に上手い選曲をしており、こうした選曲の妙は、まさにアニメ好きを公言する Yun*chi の真骨頂である。

収録曲のオリジナルはいわゆる「懐かしのアニメソング」ではないため、そもそもそのオリジナルのアニメ自体を知らないリスナーも多いと思われることから、カヴァーアルバムといって構えることなく自然体で聴くことができるポップアルバムと言えるのではないだろうか。

▼ Yun*chi
画像



「きゃりーぱみゅぱみゅの妹分」というキャッチフレーズの Yun*chi であるが、独自のヴィジュアルと、天然の倍音を含む子供のように透き通った印象的な歌声の持ち主であり、不思議な魅力を持ったシンガーである。

今回これまでリリースされたミニアルバムとフルアルバムも聴いてみたが、「アニ*ゆん~anime song cover~」が最も Yun*chi らしさが出たアルバムではないかと思うぐらい、あたかも自分のオリジナル曲のように完璧に歌いこなしており、今後の Yun*chi サウンドの方向性を占う意味で、今回のカヴァーアルバムへの挑戦は非常に意義が大きかったのではないかと感じる。

今後もぜひこうした弾ける様なポップサウンドに果敢に挑戦してほしいものである。

▼ Yun*chi
画像




■ アルバムリリースノート
新世代POPアイコンとして海外フェスに引っ張りだこのYun*chiが、アニソンのカヴァー・ミニ・アルバムを発売!アニソンクラブイベントシーンの先駆けを作った秋葉原 MOGRAのD-YAMA 店長監修のもと、Yun*chi プロデュースで選曲とクリエイターをセレクトした作品。 - Amazon

▼ Yun*chi
画像




■ Music Video「Catch You Catch Me」
Director : YumaSaito Illustrator : mirto



■ Music Video「Yun*chi「アニ*ゆん~anime song cover~」全曲紹介」




■ Music Video「天使のゆびきり kz(livetune) ×Yun*chi」




*これらの動画で使用されている音源は、動画をYoutubeにアップロードした Yunchi が自ら制作したものであり、個人が収入(広告収入を含む)を得ずに運営するサイトへの貼り付けが許諾された音源です。

*この記事は、クリエイティブ・コモンズ・表示・継承ライセンス3.0のもとで公表されたWikipediaの項目「Yun*chi」を素材として二次利用しています。


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名古屋音楽堂本舗の店主香山蔵之介による音楽講評です。
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