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2020-05

KANA-BOON 「TIME」

j0153■ アルバムデータ
タイトル:TIME
アーティスト:KANA-BOON
リリース:2015年1月21日
レーベル:Ki/oon Records

アルバム総評価:92


■ 曲目リスト
  №  曲          名評      価
01  タイムアウト  ★★★★★  
02  LOL★★★★★
03  ターミナル★★★★★
04  結晶星★★★★☆
05  クラクション★★★★★
06  フルドライブ★★★★★
07  生きてゆく★★★★☆
08  スコールスコール          ★★★★★
09  愛にまみれて★★★★☆
10  シルエット★★★★★
11  スノーグローブ★★★★★
12  パレード★★★☆☆


■ 講評
今回紹介するアルバム「TIME」は、KANA-BOON が2015年1月21日に Ki/oon Records からリリースした、前作「DOPPEL」から約1年3か月ぶり、メジャー2枚目となるオリジナルフルアルバムである。

アルバム作品としては、初の全国流通ミニアルバム「僕がCDを出したら」を含め通算3枚目となる。

「結晶星」、「フルドライブ」、「生きてゆく」、「シルエット」といった既発シングルの表題曲も収めた全12曲構成で、前作「DOPPEL」と同じく、シングル曲は原曲で収録され、カップリング曲はすべて未収録となっている。

2015年1月26日付けのオリコンアルバムウィークリーチャートで初登場4位を記録、デイリーチャートでは初登場で最高2位を記録している。

▼「TIME」
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▼「TIME」(初回生産限定盤)
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KANA-BOON(カナブーン)は、大阪堺市にあるライブハウス三国ヶ丘FUZZをホームにして育った谷口鮪(Vo/Gt)、古賀隼斗 (Gt)、飯田祐馬(Ba)、小泉貴裕(Dr)による4人組のロックバンドである。所属事務所はヒップランドミュージック。所属レーベルは Sony Music Labels のレコードレーベルである Ki/oon Music である。

2013年9月、1stシングル「盛者必衰の理、お断り」でメジャーデビューを果たす。

バンド名はギターの古賀隼斗が命名したものであり、結成当初バンド名を決める時に最初にあがったのが「カナブーン」であった。

当時インターネットスラングの「ブーン」にメンバーがハマっていたことから、「◯◯ブーン」にしようということから命名されたものであり、最終的に虫のカナブンとかけそれを英語表記の「KANA-BOON」としたが、ハイフンを入れたことで「KAT-TUN」みたいでかっこいいということで他のメンバーも賛同してこの名前に決定したとのことである。

楽曲の作詞・作曲は全てヴォーカルの谷口鮪が行っているが、結成当時からアレンジはセッションで行われ、その後話し合いをして作られている。

▼ KANA-BOON
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2008年、高校の軽音部で結成。

2010年3月、三国ヶ丘FUZZをホームとし、本格的にライブハウスで活動を開始。

2011年9月、現メンバーの飯田祐馬(Bass)が加入。

2012年4月8日、キューンミュージックの20周年記念オーディションで、4,000組の中からグランプリに選ばれる。
2012年4月29日、ASIAN KUNG-FU GENERATIONのフロントアクトを務め、話題となる。

2013年4月、上京。活動拠点を東京に移す。
2013年4月24日、初の全国流通作品となる『僕がCDを出したら』を、Hip Land MUSIC からリリース。タワーレコードデイリーランキング2位を記録。
2013年9月25日、Ki/oon Musicより、1stシングル「盛者必衰の理、お断り」リリース。メジャーデビューを果たす。
2013年10月30日、1stフルアルバム『DOPPEL』リリース。オリコンウィークリーランキング初登場3位、タワーレコード全店ウィークリーチャート1位を記録。

2014年2月26日、2ndシングル「結晶星」リリース。
2014年3月、第6回CDショップ大賞最優秀新人を獲得。
2014年5月21日、3rdシングル「フルドライブ」リリース。
2014年8月27日、4thシングル「生きてゆく」リリース。
2014年8月30日、初の野外ライブである"KANA-BOON野外ワンマン ヨイサヨイサのただいまつり! in 泉大津フェニックス"を開催。16,320人を動員。
2014年11月26日、テレビ東京系アニメ「NARUTO-ナルト-疾風伝」のオープニングテーマとして起用された5thシングル「シルエット」リリース。

2015年1月21日、メジャー2枚目、通算3作目のアルバム『TIME』発売。
2015年2月23日から2月26日まで全国ツアー「KANA-BOONのとぅるとぅるかむとぅるーTOUR 2015 ~クアトロだってばよ!編~」が行われ、また3月23日と3月31日には「KANA-BOONのとぅるとぅるかむとぅるーTOUR 2015 ~夢のアリーナ編~」が大阪城ホールや日本武道館で、さらに4月4日から5月21日まで「KANA-BOONのとぅるとぅるかむとぅるーTOUR 2015 ~全国とぅるとぅる編~」が行われる予定。

(出典:「KANA-BOON」(2015年1月29日 09:09 (UTC))『Wikipedia日本語版』)

▼ KANA-BOON
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■ メンバー

◆ 谷口鮪(たにぐちまぐろ、1990年5月3日生):Vocal、Guitar(写真:中央左)
ニックネームは「まぐさん」「まぐぽよ」。KANA-BOONの全楽曲の作詞・作曲を行っている。名前の「鮪」は学生時代からのあだ名であり、横顔が鮪に似ているからとのこと。

◆ 古賀隼斗(こがはやと、1990年6月29日生):Guitar、Chorus(写真:左)
ニックネームは「ツナ」。メンバーの小泉とは幼馴染みである。

◆ 飯田祐馬(めしだゆうま、1990年6月27日生):bass(写真:中央右)
ニックネームは「めしだ」「めっし」。唯一途中からメンバーに加入した。本名は「いいだゆうま」であるが、父親の代から「めしだ」と呼ばれており、その読み方を芸名にしているとラジオで語っている。

◆ 小泉貴裕(こいずみたかひろ、1991年1月8日生):drums(写真:右)
ニックネームは「こいちゃん」。メンバーの古賀とは幼馴染である。

▼ KANA-BOONのメンバー
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KANA-BOON は、近年ニューカマーバンドが続々とメジャーデビューするJロックシーンにおいて、2013年のメジャーデビュー以降、目覚しい活躍を見せている注目のバンドである。

今回リリースした2ndフルアルバム「TIME」も、オリコン週間CDアルバムチャート第4位、デイリーチャート第2位を記録するなど、その勢いはとどまるところを知らず、今や押しも押される全国区の人気バンドに成長したと言っていいだろう。

メジャーデビューしたバンドの中には、そのサウンドが既存のビッグネームに似てしまうものも少なくない昨今であるが、KANA-BOON は他に類を見ない圧倒的に疾走感溢れるサウンドを大きなアドバンテージに、その唯一無二のバンドサウンドで急成長を遂げている。

日本で頂点のバンドになるという彼らの意気込みも、その個性溢れる独自のバンドサウンドに裏付けされた自信の表れと言えるのではないだろうか。

とにかく、彼らの楽曲が持つキャッチーなメロディとソリッドなドライブ感は、体が自然にリズムを刻んでしまうほど切れが良くパワフルである。

そしてヴォーカル谷口鮪の容姿に似合わない少し頼りなげで初々しさを感じさせる歌声も、KANA-BOON のアッパーな楽曲に絶妙にマッチしており、プレーンだが何気に一生懸命さが伝わってくる直球なヴォーカルは、KANA-BOON のサウンドにとって欠かすことのできない大きなエッセンスとなっている。

また「こいつらの楽曲は一味違うぞ」と思わせるようなヒット曲を生み出すメロディメーカーとしての才能が、アルバムの随所に溢れており、谷口鮪の音楽センスには、非凡なものを感じずにはいられない。

ただ、アルバム全体にがむしゃら感が強く、一息つくような遊び心や余裕が感じられないためだろうか、聴いていて若干しんどい感じがしないでもない。

そうした全力投球の愚直さも、却ってバンドとしての伸び代が感じられて安心できる部分ではあるのだが・・・。

さて、そんな2ndアルバム「TIME」は、2ndから5thまでのシングルタイトル曲4曲を含む全12曲の大盤振る舞い的な内容となっている。

▼「結晶星」2ndシングル
オリコン週間CDシングルランキング最高第8位
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▼「結晶星」(初回生産限定盤)
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▼「フルドライブ」3rdシングル
オリコン週間CDシングルランキング最高第6位
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▼「フルドライブ」(初回生産限定盤)
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▼「生きてゆく」4thシングル
オリコン週間CDシングルランキング最高第19位
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▼「生きてゆく」(初回生産限定盤)
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▼「シルエット」5thシングル(初回生産限定盤に同じ)
テレビ東京系テレビアニメ「NARUTO -ナルト- 疾風伝」オープニングテーマ
オリコン週間CDシングルランキング最高第11位
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シングルリリース曲以外にもシングルヒットが期待できそうな楽曲も多くラインナップされており、アルバムの充実度は非常に高いと感じる。

中でも「ターミナル」と「フルドライブ」の2曲は、ギターのローリング感も際立つヘヴィーチューンで、超お薦めの楽曲である。

特にオリコン週間CDシングルランキング最高第6位を記録した「フルドライブ」は、ドライブ感を加速させる厚みのあるバンドサウンドの共鳴も見事で、実に気分がスカッとするアッパーな楽曲となっている。

谷口鮪が「ワンマンライブを終え、受け入れてくれる人も増え、今まで手が届かないところに行けるようになったとき、今までよりファーストインパクトの強い曲を作ろうと思い、できた曲」と言うだけあって、ひときわインパクトのあるシビれる楽曲だ。

また、ソリッドなリードギターが叫ぶ「スコールスコール」は、KANA-BOON には珍しく切ない歌詞も印象的な男性リスナーの共感を呼ぶこと間違いなしの失恋ソングである。

失恋ソングということでアルバムの中でも異彩を放っており、KANA-BOONの新たな可能性を感じさせるなかなか聴かせる1曲である。

さらにテレビ東京系テレビアニメ「NARUTO -ナルト- 疾風伝」の16代目オープニングテーマ曲「シルエット」に至っては、ヒットメーカー谷口鮪渾身の一曲であり、オリコン週間CDシングルランキング最高第11位の記録も納得の、真の意味でメジャーかつポップテイストなロックチューンである。

アルバム「TIME」は、これらKANA-BOON印の怒涛のグッドメロディに貫かれた、1stアルバム「DOPPEL」からの確かな成長が感じられる傑作アルバムと言っていいだろう。


最後に小ネタではあるが、「LOL」のタイトルは英語圏のネットスラングで使われる"Laugh Out Loud"の略で「大笑い」の意味だが、谷口鮪によれば「あざ笑う」という意味らしい。また「クラクション」の冒頭の警音器は、実際にトラックの警音器を録音されたものであるとのこと。参考までに・・・。

▼ KANA-BOON
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■ アルバムリリースノート
「結晶星」「フルドライブ」「生きてゆく」「シルエット」という4枚のシングルを含む、大充実の2ndアルバムが遂に完成!

KANA-BOON印のグッドメロディに貫かれながらも、1stアルバム「DOPPEL」からの確かな成長が感じられる傑作アルバムです。- Amazon

大阪・堺出身の4人組ロック・バンド、KANA-BOONのセカンド・アルバム。「結晶星」「フルドライブ」「生きてゆく」、さらに「シルエット」(テレビ東京系アニメ『NARUTO-ナルト-疾風伝』オープニング・テーマ)という4枚のシングル等を収録。KANA-BOON印のグッドメロディに貫かれながらも、前作からの確かな成長が感じられる作品。- Amazon

▼ KANA-BOON
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■ Music Video「TIME」




■ Music Video「結晶星」
漫画家の佐々木充彦が手掛けたアニメーション作品



■ Music Video「フルドライブ」 (Official Music Video)
映像作家のスミスが監督を手掛け、多摩センター付近で撮影。ファッションモデルのemma、俳優のハヤテ、元ココア男。のメンバーである鈴木勝吾が出演



■ Music Video「生きてゆく」
映像ディレクターの山岸聖太が監督、女優の岸井ゆきのが出演



■ Music Video「シルエット」
俳優の中島広稀が出演



*これらの動画で使用されている音源は、動画をYoutubeにアップロードした Sony Music Japan が自ら制作したものであり、個人が収入(広告収入を含む)を得ずに運営するサイトへの貼り付けが許諾された音源です。

*この記事は、クリエイティブ・コモンズ・表示・継承ライセンス3.0のもとで公表されたWikipediaの項目「KANA-BOON」を素材として二次利用しています。


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