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2020-05

キュウソネコカミ 「ハッピーポンコツランド」

j0143■ アルバムデータ
タイトル:ハッピーポンコツランド
アーティスト:キュウソネコカミ
リリース:2015年1月14日
レーベル:ビクターエンタテインメント/Getting Better

アルバム総評価:94


■ 曲目リスト
  №  曲          名評      価
01  GALAXY  ★★★★★  
02  OS★★★★☆
03  Scary song★★★★☆
04  貧困ビジネス★★★★★
05  要するに飽きた          ★★★★★
06  勇者ロトシック★★★★★
07  なんまんだ★★★★★


■ 講評
今回紹介するアルバム「ハッピーポンコツランド」は、キュウソネコカミが2015年1月14日にビクターエンタテインメント/Getting Better からリリースした3rdミニアルバムである。なお、インディーズ時代に2枚のフルアルバムををリリースしている。

2014年6月18日リリースの2ndミニアルバム「チェンジ ザ ワールド」に続くメジャーデビュー第2弾作品となり、2015年1月26日付けのオリコン週間 CD アルバムランキングでは第7位を記録している。

毎回アルバムジャケットのアートワークにマンガ家が作画した個性的なイラストを使用しており、今回はマンガ家青野春秋の作品を使用してシュールな世界観を表現したイラストに仕上げている。

▼「ハッピーポンコツランド」アルバムジャケット
画像



キュウソネコカミは、2009年12月に大学の同級生を中心に兵庫県で結成された日本の5人組ロックバンドである。

2010年より関西を中心に活動しており、バンド名は、ファイナルファンタジーX-2に登場する装備アイテム「キューソネコカミ」に由来する。

▼ キュウソネコカミ
画像




元は関西学院大学軽音楽部で仲の良かった部員同士で、所属バンドは別々であった。就職活動などで所属バンドが解散していく中、音楽活動をやめられず、就職活動を諦めた組が集まって2009年12月に結成。

「ヴォーカルのやりたいことを形にする」という音楽性で、ヴォーカルが腹を立てた身近なことを曲の題材にすることが多い。

2011年11月25日、ベースのはがね丸が脱退し、同時にカワクボタクロウが加入。RO69JACK2011 に出場し、入賞。

2012年3月に初の全国流通盤となるアルバム「10代で出したかった」をリリース。

2013年4月7日、新代田FEVERにて「キュウソネコカミ『DMCC』~ホントのワンマン〈東京編〉」、4月14日梅田Shangri-Laにて「キュウソネコカミ『DMCC』~ホントのワンマン<大阪編>」というキュウソネコカミ初のワンマンライブを行う。

2014年4月1日YouTubeにて「重めの発表」を公開し、ビクターエンタテインメントへの移籍を発表。

同年6月18日、メジャー第1弾作品「チェンジ ザ ワールド」を Getting Better レーベルからリリース。メジャーデビュー後も関西のライブハウスを中心に活動している。

同年10月6日から、J-WAVE で放送されているラジオ番組「THE KINGS PLACE」の月曜パーソナリティーを担当。

2015年1月14日、メジャー第2弾作品「ハッピーポンコツランド」を Getting Better レーベルからリリースする。

(出典:「キュウソネコカミ」(2015年1月15日 16:18 UTC)『Wikipedia日本語版』)

▼ キュウソネコカミ
画像




■ メンバー
◆ ヤマサキセイヤ (ボーカル・ギター)(写真:中央)
かつての所属バンドは「セルフボラギノール」。本名山崎正也。和歌山県御坊市出身。

◆ オカザワカズマ (ギター)(写真:右下)
かつての所属バンドは「セルフボラギノール」。本名岡澤和真。兵庫県篠山市(旧西紀町)出身。

◆ カワクボタクロウ (ベース)(写真:左上)

◆ ヨコタシンノスケ (キーボード・ボーカル)(写真:右上)
かつての所属バンドは「BLANK MAP」。

◆ ソゴウタイスケ (ドラムス)(写真:左下)
かつての所属バンドは「バカ力」。

▼ キュウソネコカミのメンバー
画像




キュウソネコカミは、最近メディアでもよく取り上げられる今注目のロックバンドである。

バンドのネーミングも「窮鼠猫を噛む」ということわざから取っているのかと思えば、実はゲームのアイテムから引用しているというまさかのオチである。

だが、その高い注目度の真髄は奇抜なバンド名にあるのではなく、乗りの良いヘビーなロックサウンドとそのまっとうさにそぐわない破天荒で言いたい放題な歌詞とのギャップにこそあるのではないだろうか。

しかも誰もが例外なく衝撃を受けるであろうそのコミックソング張りの歌詞は、1曲や2曲に留まらずアルバム全曲にわたって繰り広げられるという無茶ぶりである。

ただし、面白おかしいだけの滑稽な歌詞というのではなく、何気にシリアスでアイロニックな自己主張や心の叫びのような人間臭い歌詞に、バンドとしての気概や男気を感じるリスナーも少なくないはずである。

これでもインディーズ時代のアルバムに比べたらかなり聴きやすくなったと思うのだが、それでも他のロックバンドとは明らかに異質なオーラがみなぎる楽曲が多い。

メジャーデビュー後のアルバムでここまでインディーズ感を出すとは相当肝が据わったバンドだと正直感心するのであるが、「よくぞメジャーでやってくれた! これこそが正真正銘インディーズ魂だ!!」と賞賛する声も無きにしも非ずとか・・・。

これには「やりたいことを先にやられてしまった!」と地団駄を踏んでいるインディーズバンドも多いかもしれない。

久しぶりにロックを聴いて笑い転げたというか清々しい気分にさせてくれた「稀代のお騒がせバンド」といった評どおりの超個性派バンドである。

▼ キュウソネコカミ
画像



今回のアルバム「ハッピーポンコツランド」には、ライブで盛り上がりそうなテンションMAXで踊れる曲から、キャッチーなメロディで思わずグッとくる曲や、実にバカバカしい曲を含め、オリジナリティ満載で強烈なインパクトを放つ、妥協無き粒ぞろいのキラーチューンが収録されている。

収録曲にはそれぞれテーマやモチーフが設けられており、「宇宙」、「温泉」、「お化け」、「奨学金」、「離婚」、「ギャンブル」、「御先祖様」といった一貫性のない内容の楽曲がラインアップされている。

「愛すべき「ポンコツ」たちをネタにした、笑いあり、ホラーあり、ひと風呂のありのユーモアたっぷり人間讃歌」というふれこみどおりのバラエティーに富んだライブ感溢れるアルバムとなっている。

冒頭の「GALAXY」はフジテレビ系アニメ「ドラゴンボール改」の新エンディングテーマとして1月よりオンエアされており、聴いたことのある方も多いと思うが、この最もメジャーな楽曲でさえその歌詞にどこか胡散臭さが漂っているのはさすがはキュウソネコカミといったところか。

ただし、昔からのファンにとっては、この曲でもかなりメジャーを意識したキュウソネコカミらしくない楽曲ということらしい。

収録曲の中でも一番感情移入できて気に入っているのが、身近な奨学金問題を実にシリアスに歌った「貧困ビジネス」である。

この楽曲の身につまされるようなシリアス感は聴いていてむしろ清々しいほどで、特に大学生の皆さんは必聴のヘヴィーチューンだ。

このままインディーズ魂を持ってどこまで突っ走ることができるか、先が楽しみなバンドである。

まだキュウソネコカミを聴いたことがないのであれば、ぜひアルバム「ハッピーポンコツランド」でその独特の世界観を体験していただきたい。

▼ キュウソネコカミ
画像




■ アルバムリリースノート
キュウソネコカミ、全国のポンコツたちに捧げる3rdミニアルバムリリース!

キュウソネコカミが2015年1月14日に3枚目となるミニアルバム「ハッピーポンコツランド」をリリース! 何ともフザけたタイトルだが、“抜けてはいるがどこか憎めない"自分の身の回りでもちょくちょく見かける【ポンコツ】と呼ばれる人たちへの愛情とダメ出しに満ちたキュウソ初のコンセプトアルバム(?)。現在ライブでも披露されている「OS」を含めた7曲が収録される。- Amazon

5人組ロック・バンド、キュウソネコカミのサード・ミニ・アルバム。自らの人生設計に疑問を抱きながらも“自分も幸せを掴みたい…”と密かに思う、“庶民的エモ”がふんだんに込められた作品。テンションMAXで踊れる曲から、思わず“グッ”とくる曲、実にバカバカしい曲を含め、オリジナリティ満載で強烈なインパクトを放つ、妥協無き粒ぞろいのキラー・チューンのみを収録。- Amazon

▼ キュウソネコカミ
画像




■ Music Video「GALAXY」
Director:加藤マニ - Mani Kato -



■ Music Video「OS」
Director:加藤マニ - Mani Kato -



*これらの動画で使用されている音源は、動画をYoutubeにアップロードしたVictor Entertainmentが自ら制作したものであり、個人が収入(広告収入を含む)を得ずに運営するサイトへの貼り付けが許諾された音源です。

*この記事は、クリエイティブ・コモンズ・表示・継承ライセンス3.0のもとで公表されたWikipediaの項目「キュウソネコカミ」を素材として二次利用しています。


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Author:香山蔵之介
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