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2020-05

NONA REEVES 「POP STATION」

j0142■ アルバムデータ
タイトル:POP STATION
アーティスト:NONA REEVES
リリース:2013年3月6日
レーベル:Billboard Records

アルバム総評価:90


■ 曲目リスト
  №  曲          名評     価
01  P-O-P-T-R-A-I-N  ★★★★★  
02  Weee Like It!!!★★★★★
03  Never Ever Let U Down★★★★★
04  ECSTASY★★★☆☆
05  GOLDEN CITY feat. 一十三十一★★★★☆
06  Mr. Melody Maker★★★★★
07  マンドリン・ガール★★★★☆
08  WEEKEND (P-O-P-T-R-A-I-N Part Ⅱ)      ★★★★☆
09  三年★★★★★
10  休もう、ONCE MORE★★★★★


■ 講評
今回紹介するアルバム「POP STATION」は、NONA REEVES が2013年3月6日に Billboard Records からリリースした12枚目となるオリジナルアルバムである。

前作「GO」からは約4年振りのオリジナル・アルバムとなり、オリコンアルバムチャート最高第80位を記録している。

NONA REEVES(ノーナ・リーヴス)は、1995年に結成された現在は3ピースのポップ・ロックバンドである。所属事務所はココモ・ブラザーズ、所属レコード会社は Billboard Records。

「NONA」は敬愛する Marvin Gaye の娘 Nona Gaye から、「REEVES」はモータウン伝説のシンガー、Martha Reeves からそれぞれ名をもらい架空の人格として生み出した女性の名前がバンド名の由来となっている。

ちなみにNONAとはラテン語で「9」の意味も持つ。9は、西洋、東洋ともに歴史的に「最高」の象徴とされる数字だという。

▼ NONA REEVES
画像




1995年5月9日、西寺郷太が最初のノーナ・リーヴス名義の曲「自由の小鳥 / BIRD SONG」のデモテープを作成(この時期はまだ彼のソロ・プロジェクトであった)。

1996年2月、下北沢 CLUB QUE にて奥田健介が加入し初ライヴ。ここに正式なバンドとしての初期ノーナ・リーヴス(5人編成)が完成した。

1996年12月13日、UNDER FLOWER RECORDS 内レーベルの Giant-Robot からファースト・アルバム「SIDECAR」をリリース。

1997年夏、セカンド・アルバム「QUICKLY」の発表と同時に、ギタリストの師岡忍と、ベーシストの小山晃一が脱退。以後、西寺郷太、奥田健介、小松シゲルの3人編成となる。

1997年11月25日、ワーナーミュージック・ジャパンより、「ゴルフ EP」でメジャー・デビュー。ほぼ同時に、全国各地のFM, AM局でレギュラー番組がはじまる。

2006年には、バンドの初リリースから10周年を記念し、日本を代表する選曲家橋本徹による「free soul of NONA REEVES」が発売された。橋本が手がける名門コンピレーション「free soul」シリーズ中、日本人バンドのアルバム企画としては初の試みである。

2011年6月8日、Billboard Japan が立ち上げたレコード・レーベル Billboard Records よりカバーシリーズ“Choice”の第1弾となる「"CHOICE" by NONA REEVES」をリリースした。同時に、しばらく事実上の廃盤となっていたワーナー・ミュージック時代のアルバム群、それ以降のレーベル(コロムビア/徳間)での作品群をじょじょに復刻させる「ノーナ・リーヴス、メジャー・デビュー15周年アニヴァーサリー企画 "NONA3X15(ノーナ最高!)"プロジェクト」第1弾として「WARNER MUSIC YEARS/THE BEST OF NONA REEVES 1997-2001」もリリースした。

ドイツ、フランス、イギリス、スペインなどヨーロッパ諸国、韓国、アメリカ合衆国、及び南米諸国で作品が正式にリリースされている。

(出典:「NONA REEVES」(2015年1月14日 13:29 UTC)『Wikipedia日本語版』)



■ 現メンバー
◆ 西寺郷太(にしでらごうた、1973年11月27日生)(写真:中央)
東京都生まれ、京都府育ち。早稲田大学第二文学部卒業。ボーカル担当。ノーナ・リーヴスのメイン・ソングライター。
通称「郷玉」(ゴウタマ)。
父方の実家は寺。名前の由来はゴータマ・シッダールタから。
日本を代表するマイケル・ジャクソン・マニアとして、各種メディアでの執筆、発言を重ねている。

◆ 奥田健介(おくだけんすけ、1974年4月27日生)(写真:右)
福岡県生まれ、滋賀県大津市育ち。早稲田大学商学部卒業。ギター、キーボード担当。
通称「オッケン」。
アレンジャー、プレイヤーとして堂島孝平、みうらじゅん、土岐麻子、ナイス橋本、m-flo、空気公団、スネオヘアー、CHEMISTRY、野宮真貴、レキシなど多数のセッション、ライヴ、テレビ出演に参加。作曲家としても、土岐麻子、坂本真綾、南波志帆ほかに作品を提供。

◆ 小松シゲル(こまつしげる、1972年10月23日生)(写真:左)
長野県飯山市出身。早稲田大学社会科学部卒業。ドラム担当。
通称「コマボー」。
堂島孝平、キリンジ、佐野元春、Mellowhead、BONNIE PINK、大沢誉志幸、遊佐未森、河口恭吾、いきものがかり、土岐麻子、KinKi Kids、CHEMISTRY、YUKI、YO-KING、中田裕二、南波志帆、レキシなど、数多くのバンド、ミュージシャンのレコーディング及びライヴ、テレビ出演でのサポート・ドラマーとして活躍している。

▼ NONA REEVES のメンバー
画像




「POP STATION」というアルバムタイトルに違わず非常に乗りの良いエレクトリック系ポップを収録した軽快な内容のアルバムとなっている。

NONA REEVES は、活動暦10年以上のベテラングループなのだが、恥ずかしながら今回このアルバムで初めて NNONA REEVES のサウンドを聴いて、まだまだ日本の音楽界にも隠れた逸材がいるものだと感心した次第である。(要は自分が知らなかっただけであるが・・・。NONA REEVES ファンの皆様すいません。)

NONA REEVES は、特にそのキャッチャーなメロディーと巧みなリズムアレンジが絶妙で、ポップ&クラブミュージック好きのツボを押さえた非常に玄人好みのメロディーメイクをするグループである。

ヴォーカル西寺郷太のコワモテの容姿からは想像できないほど爽やかなナチュラルトーンの歌声も意表を突く。

80・90年代のポップスやディスコティックな香りが漂うセピアなサウンドにエレクトリックな味付けがされた非常にスタイリッシュなサウンドとなっており、その凝り具合にサウンドクリエーターとしてのマニアックさとスキルの高さが垣間見える。

こうしたサウンドへのこだわりが感じられるせいであろうか、いわゆる売れ筋ポップスとは異なるどこかしらリスナーに歩み寄らない我が道を行く的なサウンドに聴こえてしまうのは少々残念ではあるが、そんな「分かる奴には分かるさ」的なマニアックな雰囲気が漂う癖のある楽曲は、何気に耳にすると「おっ、この曲いいね・・・誰の曲?」と聞きたくなるような非常に魅力的な個性を持っており、言い換えればこうしたこだわりこそがNONA REEVESの強みとなっていると言えるかもしれない。

アルバム冒頭の「P-O-P-T-R-A-I-N」は、アルバムタイトルをイメージさせるリードチューンであり、RAM RIDERの「ベッドルームディスコ」を彷彿とさせるエレクトリックでキャッチャーなディスコミュージックである。

TBSラジオ「ザ・トップ5」のジングルが元となった非常にヒット性の高いポップナンバーで、アルバムの中でも一押しのキラーチューンだ。

続く「Weee Like It!!!」もこれまたノリノリでアッパーなポップチューンであり、NHKラジオ第1放送「LiLi&GoのReady GO」テーマソングともなっている。

冒頭の「P-O-P-T-R-A-I-N」と合わせてこのアルバムのポップなトーンを印象付ける楽曲だ。

そしてアルバムの中でも異色な泣かせる楽曲が、「三年」である。恐らく男性なら誰もが共感できるだろう歌詞も素敵な男の悲哀を歌ったミディアムテンポのサッドソングで、そのシチュエーションに思わず涙ぐんでしまったほどの「あるあるソング」である。NONA REEVES の楽曲の中でも名曲と呼べるキラーチューンである。

ラストの「休もう、ONCE MORE」も、初めてメンバー全員がリードボーカルを取った楽曲とのこと。各メンバーの歌の旨さにも驚かされるが、ほのぼの感があってエンディングにふさわしいナチュラルな楽曲である。

なお、今回は収録曲の充実度が高いと感じたアルバム「POP TRAIN」を紹介したが、昨年の6月4日には11枚目となるニューアルバム「FOREVER FOREVER」がリリースされている。こちらもなかなかポップテイストなアルバムとなっているので、興味を持たれた方はぜひそちらのアルバムの聴いていただきたい。

活動暦の割には正直まだあまり名前が浸透していないマイナーチックなバンドではあるが、各メンバーの活動状況やこのアルバムを聴いても分かるとおり、そのサウンドセンスは超メジャー級である。

ライブ系ロックバンドが全盛の今のミュージックシーンにおいてスマート系ポップバンドには分が悪いかもしれないが、言葉は悪いが狙えばヒットチャートを賑わすような曲を生み出すポテンシャルは十二分にあると思われる。

ぜひ微妙なマイナー路線から脱却すべく一発逆転ホームランをかっ飛ばす意気込みで果敢に挑戦されることを期待したい。

▼ NONA REEVES
画像




■ アルバムリリースノート
あらゆる困難から「楽しい!」を解き放て。
日本のポップ・マスター3人による4年ぶりのオリジナル・アルバム。

日本のポップ・ミュージックの良心、ノーナ・リーヴス。マイケル・ジャクソンのみならず「ポップ・ミュージックのスポークスマン」としてテレビ、ラジオ、執筆と大活躍、楽曲提供やプロデュースでも様々なアーティストとコラボレーションを続けるヴォーカル西寺郷太をはじめ、ギター奥田健介、ドラム小松シゲルのふたりもプロデューサー、アレンジャー、セッション・ミュージシャンとして八面六臂の活躍、日本の音楽シーンになくてはならない存在となっている。

そんな日本のポップ・マスターとも呼べる3人が、4年ぶりのオリジナル・アルバムをリリースする。プロデューサーに冨田謙を迎え、ポップ魂を放射状に発信するリード曲「P-O-P-T-R-A-I-N」から、ノーナならではのやさしいメッセージを込めた「休もう、ONCE MORE」、さらに ビルボードのレーベルメイトでもある一十三十一とのデュエット曲「GOLDEN CITY」も含む全10曲。あらゆる困難を超えて、「楽しい!」を解き放つ、これが極限ポップ・ミュージックだ。- Amazon

3人編成のポップ・ロックバンド NONA REEVES が4年振り(2013年時)にリリースするオリジナル・アルバム。- Amazon

▼ NONA REEVES
画像




■ Music Video「P-O-P-T-R-A-I-N」




*これらの動画で使用されている音源は、動画をYoutubeにアップロードした NONA REEVES が自ら制作したものであり、個人が収入(広告収入を含む)を得ずに運営するサイトへの貼り付けが許諾された音源です。

*この記事は、クリエイティブ・コモンズ・表示・継承ライセンス3.0のもとで公表されたWikipediaの項目「ノーナ・リーヴス」を素材として二次利用しています。


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