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2020-05

Chic 「C'est Chic」

j0128■ アルバムデータ
タイトル:C'est Chic
アーティスト:Chic
リリース:1978年8月11日
レーベル:Atlantic Records

アルバム総評価:88


■ 曲目リスト
  №  曲          名評     価  MV  
01  Chic Cheer  ★★★★☆   
02  Le Freak★★★★★youtube02
03  Savoir Faire★★★☆☆ 
04  Happy Man★★★☆☆ 
05  I Want Your Love★★★★★youtube02
06  At Last I Am Free★★★★★youtube02
07  Sometimes You Win          ★★★★★ 
08  (Funny) Bone★★★★★ 


■ 講評
今回紹介するアルバム「C'est Chic」は、Chic が1978年にから Atlantic Records リリースした2枚目となるスタジオアルバムである。リリース当時の邦題は「エレガンス・シック」であった。

▼「C'est Chic」CDジャケット裏面
画像



Chic(シック)は、1977年にデビューしたアメリカ合衆国のファンク、ディスコ・バンドであり、メンバーは男性3名、女性2名計5名であった。中心メンバーはギターの Nile Rodgers とベースの Bernard Edwards である。

■ メンバー
◆ Nile Rodgers(guitar, vocals)(写真:左)
◆ Bernard Edwards(vocals, bass guitar)(写真:中央)
◆ Tony Thompson(drums)(写真:右)
◆ Alfa Anderson(lead vocals)(写真:中央左)
◆ Luci Martin(lead vocals)(写真:中央右)

▼ Chicのメンバー
画像



バンド名はフランス語から引用しており、英語での発音は「シーク」に近い。1970年代後半のディスコ・ブームを牽引したバンドのひとつである。

代表曲は、今回紹介するアルバム収録曲でもある「Le Freak」(邦題:「おしゃれフリーク」)と「Good Times」であり、共に全米No.1を記録したヒット曲である。

ディスコブームの終焉と同時にバンドとしての活動は停滞していったが、Nile Rodgers と Bernard Edwards はそれぞれプロデューサーとして活躍し、Madonna や David Bowie、Diana Ross などのアーティストをプロデュースし、曲をヒットさせた。

ドラムス担当の Tony Thompson は、その後イギリスのロックバンド The Power Station などで活動したが、1992年の活動再開には参加せず、その後、2003年に腎臓がんのため逝去している。

1996年、日本武道館公演の翌日に Bernard Edwards が急死(死因は肺炎とされている。)したため、現在は Nile Rodgers が唯一のオリジナルメンバーである。

(出典:「シック (バンド)」(2014年5月24日 12:32 UTC)『Wikipedia日本語版』)

▼ Chic
画像




アルバム「C'est Chic」は、Billboard's album chart で最高第4位を記録し、7週連続してthe US R&B chart の第1位を獲得した。また、100万枚を売り上げ Billboard 誌において1979年を代表する R&B アルバムとされた。

このアルバムには、バンドのクラシックヒット曲である「Le Freak」と「I Want Your Love」を、またバンドのテーマ曲とも言うべき「Chic Cheer」が収録されている。

このうち「Le Freak」は、Chic の3rdシングルにしてU.S. Billboard Hot 100、U.S. Billboard Hot Dance Club Play、U.S. Billboard Hot R&B Singles においてそれぞれ第1位を獲得し、UK singles chart においても第7位を記録した Chic を代表する大ヒット曲であり、7週連続でディスコチャートの第1位も獲得している。

加えて1979年の US Billboard Hot 100 年間チャート第3位にランクインするとともに、Billboard 誌のHot 100 chart の最初の55年間のトップ100曲において第21位にランクインしている。

「Le Freak」は、計700万枚を売り上げ、そのうちアメリカだけで600万枚を売り上げており、現在まで Atlantic Records における今までに最も売れたレコードとしての記録を保持し続けている。

さらに、親会社である Warner Music Group においても、1990年に Madonna の「Vogue」により記録が破られるまで、最も売れたシングルレコードの記録を持っていた。

▼「Le Freak」3rdシングル
画像



「Le Freak」に続いてヒットしたシングル曲「I Want Your Love」は、1979年5月の Billboard Top 40 chart において第7位を、R&B チャートでは第5位を記録し、19週連続してチャートインした記録を持っている。

さらに、the UK's single chart でも最高第4位を記録し、11週連続してチャートインした。この楽曲は2007年に Jody Watley がカヴァーしたことでも知られている。

(出典:「C'est Chic」(28 July 2014 17:52 UTC) 『Wikipedia英語版』)

▼「I Want Your Love」
画像




Chic は、今では大物音楽プロデューサーとなった Nile Rodgers が所属する日本でもよく知られている往年の Funk バンドである。

彼らの代名詞ともいえる楽曲が御存知「Le Freak」であるが、日本では邦題である「おしゃれフリーク」としてよく知られた楽曲である。

タイトル「Le Freak」の「Freak」とは、ある事柄に対して異常に心酔する者を指す。日本においては「マニア」と同義で用いられることも少なくないが、英語圏などで「Freak」という言葉を用いると、日本で想像するよりも遙かに強烈な意味合いに取られる場合もあるとのことである。

Chic の楽曲はフランス語で冠詞の le が付いているが、「熱狂だぜ!」というような意味だろうか。

また曲中のコーラスで「Aaahh Freak out! Le Freak, C'est Chic」という特徴的なフレーズが繰り返されるが、「Freak out」とは「びっくりする・動揺する・心配する・気がおかしくなる・ヒステリーを起こす・ひどく取り乱す・かんかんに怒る」などさまざまな意味がある。歌詞から考えると「ぶっ飛ぼうよ!」という感じだろう。

すなわち「Aaahh Freak out! Le Freak, C'est Chic」は「ぶっ飛ぼうよ!熱狂だぜ!イカシてるよ!」という意味の掛け声であり、イケイケの曲調に比例してなかなかイカしたコーラスとなっている。

ただ、日本では「おしゃれフリーク」という意味不明な残念な邦題が付けられてしまっている。

確かに「Chic」という言葉はフランス語で「落ち着いた・上品な・優美な」という意味であり、日本でも「シックなデザイン」とか「シックな色」などのファッション用語として使われているため、「おしゃれ」という言葉と結び付ける発想も理解できなくはないが、それにしてもなんともガッカリな邦題である。

ちなみに、「C'est Chic」とは「かっこいい・おしゃれだ・決まってる」という意味ということである。

いずれにしても楽曲自体はイントロのコーラスが非常に印象的なディスコファンクミュージックであり、洋楽好きなら誰もが一度は耳にしたことがある1980年代を代表するディスコ・ミュージックの超名曲である。

この曲にはユーロビートのビート感とは違った1970年代のオールドディスコのクラシックな味わいがあり、ソウルフルで人間味が感じられる実に素晴らしい楽曲である。

この時代のディスコミュージックに共通のダンスステップを踏みやすい点も「Le Freak」が時代を超えて人気な理由かもしれない。

この「C'est Chic」には、他にも「I Want Your Love」という名曲が収録されている。こちらも70・80年代のディスコミュージックを網羅したオムニバスアルバムに必ずといっていいほど収録される乗りの良さがたまらないディスコファンクミュージックの名曲である。

間奏におけるいかにも Nile Rodgers らしいギターとストリングス&ホーンの掛け合いは見事という他ない。特に正確で躍動感あふれるギターのカッティングのテクニックは Nile Rodgers の真骨頂であり、何度聴いても惚れ惚れしてしまう。

他にもチークタイムのお約束バラッド「At Last I Am Free」もしっかり収録されており、この楽曲もなかなかポップテイストで80年代を感じさせるバラッドである。ただし、歌詞の内容は男性の呪縛から解き放たれた女性の歌のようであるが…。

「C'est Chic」は80年代のディスコやダンスホールのブラックコンテンポラリーなファンク&ソウルな香りが漂う名アルバムである。

現在の Hip-Hop 系クラブとは異なるダンスホール的な色合いの濃い昔のクラシカルなディスコの雰囲気をぜひ感じてほしい。

▼ Chic
画像




■ アルバムリリースノート
「おしゃれフリーク」は“ah~フリーク・アウト!”っていうフレーズがよく使われた大ヒット曲。ナイル・ロジャース(G)の軽くて跳ねまくりのカッティングって真似したくてもできないんですよ。- CDジャーナル

▼ Chic
画像



*この記事は、クリエイティブ・コモンズ・表示・継承ライセンス3.0のもとで公表されたWikipediaの項目「シック (バンド)」「C'est Chic」を素材として二次利用しています。


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名古屋音楽堂本舗の店主香山蔵之介による音楽講評です。
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