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2020-05

EPO 「VITAMIN E・P・O」

j0120■ アルバムデータ
タイトル:VITAMIN E・P・O
アーティスト:EPO
リリース:1983年4月5日
レーベル:RVC/ディアハート・レーベル

アルバム総評価:91


■ 曲目リスト
  №  曲          名評     価
01  VITAMINE E・P・O  ★★★★★  
02  土曜の夜はパラダイス★★★★★
03  無言のジェラシー★★★★★
04  Would You Dance With Me?        ★★★★★
05  あなたを奪えない★★★★☆
06  う,ふ,ふ,ふ★★★★★
07  PAY DAY★★★★★
08  かなしいともだち★★★★★
09  五分遅れで見かけた人へ★★★★★
10  BYE BYE BABY★★★☆☆
11  う・ふ・ふ・ふ Part2★★★☆☆


■ 講評
今回紹介するアルバム「VITAMIN E・P・O」は、EPO が1983年4月5日に RVC/ディアハート・レーベルからリリースした5枚目となるオリジナルアルバムである。全曲清水信之氏が編曲を担当している。

ボーカル :EPO
ドラム  :村上秀一、林立夫
ベース  :富倉安生
ギター  :村松邦男、大村憲司、清水信之
キーボード:清水信之、中村哲、乾裕樹
コーラス :大貫妙子、安部恭弘、宮田茂樹、EPO 他
アレンジ :清水信之

▼ EPO
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EPO(エポ、本名:佐藤榮子、旧名:佐藤永子、1960年5月12日生、東京都出身)は、日本のシンガーソングライターである。都立松原高等学校卒業。東京女子体育大学中退。高校の先輩に清水信之、後輩に佐橋佳幸と渡辺美里がいる。芸名の由来は子供時代のあだ名ということ。

デビュー前にセッションボーカルとして活躍。

大学在学中の1980年3月21日、シュガー・ベイブのカバー曲『DOWN TOWN』(作詞:伊藤銀次、作曲:山下達郎、編曲:林哲司・清水信之)でデビュー。1980年代半ば「RCA三人娘」の一角として、竹内まりや、大貫妙子と並び称された。竹内の独身最後のアルバム「portrait」にもバックグラウンドボイスとして参加している。

デビュー以来現在まで、オリジナル作品だけでなくテレビコマーシャルや番組の主題歌なども提供し、多くのヒット曲がある。過去には雑誌のグラビアに水着で登場した経験もあったり、体育大学に在籍したこともあってレコード会社対抗運動会で当時の所属レコード会社、RVC 代表として活躍したこともあった。

フジテレビ系のバラエティ番組『オレたちひょうきん族』のエンディングテーマにデビューシングル『DOWN TOWN』が採り上げられた縁から、同番組のタケちゃんマンのテーマ曲「THE TAKECHANマン(タケちゃんマンの歌)」の作曲(佐藤エポ子名義)と番組のアイキャッチを手掛けた。

番組に出演した事もあったが、当時はこの番組に出演する事が精神的にも苦痛だった事を後に明かしている。その為、同番組の「ひょうきんベストテン」では笑顔ではなく淡々と歌っていた。

1983年に資生堂のキャンペーンソングとして発表した『う、ふ、ふ、ふ、』が大ヒット。同曲はポップソングとして完成度が高く、資生堂キャンペーン期間の終了後もたびたび別の商品の CM ソングとして採用され、EPOを代表する一曲となった。しかし、それによって固定された“ポップシンガー”のイメージが一時期は重荷でもあったと、本人が後年語っている。

なお翌1984年には、高見知佳に提供した「くちびるヌード」も続けて資生堂キャンペーンソングに使用されヒット。後に EPO もアルバムで「くちびるヌード・咲かせます」としてセルフカバーした。

1990年代、一時ヴァージン・レコードと契約してイギリスに住み、アルバム『FIRE & SNOW』、シングル2作品をリリースし、その後帰国。ショーロ・クラブと出会い、彼らの持つブラジル音楽のエッセンスも吸収するとともに、コマーシャリズムと距離を置いた、よりオリジナリティにあふれた作品を送り出している。

セラピストの資格を持つ。最近では音楽をベースにした、障害者・老人・子供向けのワークショップの開催や心理カウンセリングを行うなど、音楽の世界にとどまらない多様な活動を積極的に行っている。

2008年12月、コンサートにおいて入籍を発表。

2010年、資生堂の CM ソングとして「Gift~あなたはマドンナ~」を提供。「EPO×資生堂、黄金の80年代のタッグをもう一度」という意図に応えたもの。この曲は「桑田佳祐が選ぶ今年の名曲ベスト10」(「桑田佳祐のやさしい夜遊び」2011年12月10日放送分)第1位に選ばれた。

(出典:「EPO」(2014年11月4日 04:16 UTC)『Wikipedia日本語版』)

▼ EPO
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若い世代の皆さんはEPOを御存知だろうか。昭和世代なら EPO と聞いてフジテレビ系のバラエティ番組「オレたちひょうきん族」のエンディングテーマを想い起こすかもしれない。

EPO は、ストレートで張りのあるパワフルな歌声の持ち主で、1980年代から90年代にかけて元気が弾けるような乗りのよいポップスを得意として多くのヒット曲を世に送り出したニューミュージック系の女性シンガーソングライターである。

シンガーソングライターには珍しく体育大学出身ということと竹を割ったようなキャラクターもあって、当時から非常に人気が高かった。都会的でファッショナブル、お洒落なサウンドというイメージが強く、ニューミュージックシーンにおいても非常に異色の存在であった。

また、楽曲のメロディーラインも独特で、キャッチーでしかも印象的なフレーズが多く、テレビ番組やコマーシャルの音楽としても採用されることが多かったことも特徴的であった。

EPO は、まさに「ポップンポップ」という表現が似合う、ワクワクするようなリズミックなポップスを提供してくれた JPOP シンガーである。

なお、EPO は現在もシンガーソングライターとして活動中である。絶頂期であった90年代に比べると残念ながらヒットに恵まれるという状況にはないが、2013年には22枚目となるオリジナルアルバムもリリースしており、当時の活躍を知る世代としては非常に頼もしく感じるところである。

▼ 近年の EPO
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さて、アルバム「VITAMIN E・P・O」には、「土曜の夜はパラダイス」(フジテレビ「オレたちひょうきん族」エンディング)や「う、ふ、ふ、ふ、」(資生堂'83春キャンペーンソング)といったタイアップ曲も収録されており、EPOの全盛期を代表する非常に豪華で充実した内容のアルバムとなっている。

▼「土曜の夜はパラダイス」4thシングル
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▼「う、ふ、ふ、ふ、」5thシングル
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特に5thシングルでもある「う、ふ、ふ、ふ、」は、EPOが歌手デビュー以来初めて同曲でオリコンTOP10入りを果たし、最高7位まで上昇した楽曲であり、26.3万枚を超えるセールスを記録した自身最大のヒット曲である。

なお、「う、ふ、ふ、ふ、」に関しては「夜のヒットスタジオ」(フジテレビ)には1回のみ出演し歌唱披露している。さらに「ザ・ベストテン」(TBSテレビ)でも2週間ランクインを果たしたものの、同番組に出演する事は一度もなかったという曰く付きの楽曲でもある。

(出典:「う、ふ、ふ、ふ、」(2014年11月3日 00:34 UTC)『Wikipedia日本語版』)

一方、EPO というと前述のとおりリズミックなポップスを得意とするという印象が強いのであるが、実はバラッドでも多くの素晴らしい楽曲を送り出している。

今回のアルバムにも、「Would You Dance With Me?」、「かなしいともだち」、「五分遅れで見かけた人へ」といった切なさが心に沁みるメロディーと歌詞が実に素敵なバラッドが収録されている。特に「五分遅れで見かけた人へ」は、EPO のバラッドの中でも3本の指に入る名曲と言っていいだろう。

「VITAMIN E・P・O」は、80年代に「オレたちひょうきん族」を見て育った世代にとって非常に懐かしさを感じさせるアルバムであるが、リリースから30年以上経った現在でも決して色褪せることのないサウンドは、アレンジを担当した清水信之氏の技量に負うところが大きいと思われる。

清水信之氏は、EPO の5thから7thまでの初期のアルバムのアレンジを担当しているが、EPO というキャラクターの魅力を実にうまく引き出しており、その才能には今更ながら感心させられる。

EPO 本人は初期の頃に固定されたポップなイメージを払拭したいと思う時期もあったようであるが、やはり昭和世代の我々にとっては EPO といえばこのアルバムに代表されるように爽やかで弾けるポップが一番似合っているのではないかと感じる。

アルバム「VITAMIN E・P・O」は、リリースから歳月を経た今でもアルバムタイトルのとおり聴く者に元気を与えてくれるアルバムである。EPOを知らない若い世代にもぜひ聴いてほしい一枚だ。

▼ EPO
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■ アルバムリリースノート
最近、栄養足りてないな…と感じたら、音ビタミンを!そんなサプリメント的な1枚。『DAIHATSU Mira』2006~2007年CMソングの大ヒット作「う・ふ・ふ」、ご存知『オレたちひょうきん族』エンディング「土曜日の夜はパラダイス」の2大代表曲を収録した通産4枚目のアルバム。- Amazon

▼ EPO
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*この記事は、クリエイティブ・コモンズ・表示・継承ライセンス3.0のもとで公表されたWikipediaの項目「EPO」「う、ふ、ふ、ふ、」を素材として二次利用しています。


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Author:香山蔵之介
名古屋音楽堂本舗の店主香山蔵之介による音楽講評です。
Life is music. Music is life.
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